こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
ダイエットをしているお客様などから、「脂肪燃焼って言いますけど、燃やされた脂肪はどこに消えてしまうの?」と質問を受けることがあります。
皆様その答えをご存じですか?
燃やされた脂肪は実は「水」と「息」になって消えていくんです!
僕は初めてそのことを知った時は衝撃でした!今回はそんな脂肪燃焼のメカニズムや脂肪燃焼しやすい時間帯など詳しく説明していきますね!
そもそも脂肪って何?
まず脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の二種類が存在します。
それぞれ働き方が違うので、その働きの違いについてご説明いたします。
白色脂肪細胞
白色脂肪細胞は、体内で使い切れず過剰となったエネルギーを中性脂肪として蓄える働きがあり、いわゆる脂肪太りの原因となる細胞です。
皮下や内臓の周囲に多く存在しています。
褐色脂肪細胞
白色脂肪細胞とは逆の、脂肪を減らすという驚きの機能を持っています。
脂肪細胞なのに、その脂肪を燃やしてエネルギーを消費することが期待されています。
主に、首回り、肩甲骨付近、腎臓の周り、胸部大動脈周辺に少量存在しています。
燃焼した脂肪は「水」と「二酸化炭素」に変化する!
「脂肪燃焼」という言葉がありますが、実際にランニングなどをした時に体内で燃えているわけではありません。
詳しく言うと…
「酸化されて分解されている」というわけです。
ここでいう分解されているというのは「中性脂肪」のことです。中性脂肪は食事から過剰に摂取された糖質などから蓄積されていきます。
そしてその中性脂肪は「水素」、「炭素」、「酸素」から成り立っているので、代謝され分解されたものは最終的に「水」と「二酸化炭素」(息)となって体外へ排出されるのです。
「水」というのは尿や汗、涙、「二酸化炭素」は僕たちが吐き出す息として排出されます。ちなみに割合としては、「二酸化炭素80%、水20%」で排出されていきます。
ダイエットには呼吸も大切です!
多くが息として排出されるということは、ダイエットをする上で「呼吸」はとても大事になってくるということです!
酸素をたくさん吸い込み、二酸化炭素を吐き出す。呼吸が浅い方というのは痩せにくいというわけなんですね。
ただ、もちろん呼吸さえしていればいいというわけではありませんのでしっかりと運動はしていきましょう!
筋トレのような無酸素運動よりもジョギングなどの有酸素運動のほうが脂肪燃焼するダイエットには適しているのかもしれません。
そして、水分をしっかり摂取することも健康面だけでなくダイエットにも重要なことなんですね。
当サロンでも、キャビテーションを受けた後にトイレに行きたくなる方が多いのは、脂肪が分解されていく過程で体内に水分が溜まっていくことが関係しているのではないかと思います。
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脂肪が燃焼されるまでの時間はどのくらい?
有酸素運動などで脂肪が燃焼するには「最低でも20分」かかります。
体内のエネルギーは糖質から先に使われ、完全に消費してから脂肪が使われます。
けれども、実際は糖質と同時に脂肪の燃焼も始まっています。その量が糖質を上回るまで20分はかかるというわけです。
また、一度の運動で20分達成しなくても、数分の運動を「合計して1日20分以上」であれば、脂肪燃焼はしっかりとされるようです。
脂肪燃焼しやすい時間帯は??
1日の中で「脂肪燃焼しやすい時間帯は12時~夕方」ぐらいにかけてです。
代謝が高く、夕方にかけて脂肪を分解するホルモンが分泌されてきます。
つまり、この時間帯にジョギングや筋トレなどをすると効果的に脂肪燃焼することができるというわけです!
一方で、夜間の有酸素運動は避けるようにしましょう。有酸素運動を夜中に行うと「睡眠の質」が低下してしまう上に、ストレスホルモンの分泌を促す可能性があります。
それらの理由から、仕事の後などに頑張って行ったジョギングが、逆に痩せにくい体を作ってしまう可能性があるので注意しましょう!
ダイエット中に脂肪だけを落としたいときは?
糖質制限などをしてダイエットをする時のデメリットとして「筋肉量が低下」してしまうことが挙げられます。
筋肉量が落ちてしまうことで、結果的にリバウンドしやすい体になってしまってダイエットに失敗してしまうのです。
ですが、筋肉量は落とさずに脂肪だけを落とす方法があります!
脂肪だけを落としたいときは「筋トレ→有酸素運動」の順番でトレーニングをしてください!
筋トレで筋肉量を増やすことで、基礎代謝が高まって脂肪燃焼しやすい体にしていくことができるからです。「有酸素運動は脂肪を原料にする運動」なので筋トレ後に、ジョギングなどの有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につなげていけるのでおススメです!
注意していただきたいのが、一気に脂肪燃焼させたいからといって、有酸素運動の強度を上げるのは控えましょう。かえって無酸素状態となって脂肪が燃えにくくなる可能性があります。
脂肪は「ややきつい」と感じる中強度の運動で燃焼率が高まるそうです!
まとめ
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
知らなかったという方が多いのではないかと思います。
ジョギングなどの有酸素運動をする場合は最低20分行わないと、脂肪の燃焼も始まらないので注意してくださいね!学校や仕事があると難しいかと思いますので、お休みの日はこの時間帯を有効活用しましょう!参考になっていれば嬉しいです♪
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