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突然の足裏の痛みは足底筋膜炎?原因と予防方法、やってはいけないことを解説します!

突然の足裏の痛みは足底筋膜炎?原因と予防方法、やってはいけないことを解説します!

「足の裏が痛い…」

「かかとが痛くて歩くのが辛い」

このような症状でお悩みではありませんか?
その症状は「足底筋膜炎」の可能性が高いです。そこで今回は足底筋膜炎を引き起こす原因や特徴、どんな人がなりやすいのか?さらに、やってはいけないことなどをまとめていきます!

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎

足底筋膜とは、足裏の踵から指の付け根にある筋肉の膜であり、その筋肉の膜が繰り返しの衝撃などによって負担がかかり、炎症が起こったものを「足底筋膜炎」と言います。

足底腱膜炎になると歩いたり走ったりするときに、カカトを中心に足の裏が痛くなります。また、痛みの症状は安静後に歩き出した時に強くなる傾向があり、朝起きた時の歩き出しやしばらく座ったままでいた後の歩き始めにひどくなることがよくあります。

ちなみに「足底腱膜炎」という言われ方をする場合もあります。
足底腱膜も、踵から指の付け根に付着しており、こちらも繰り返しの衝撃により足底腱膜の組織に細かい断裂が生じ炎症を起こすものです。

解剖学的に細かくいうと筋膜と腱膜との違いはありますが、名称が違うだけ症状は一緒です。一般的に足底筋膜炎と言われることが多いです。

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痛みの部位はどこ?

足底筋膜炎は主に「踵」に痛みがでやすく、40代~60代の方やスポーツ選手に多いです。

  • 踵の足底筋膜付着部
  • 土踏まずのあたり
  • 母子の付け根あたり

上記に痛みがでやすいのが特徴です。

足底筋膜炎の特徴

  • 動き始めに痛みがある
  • 歩いたり走ったりすると痛い
  • 長時間立ちっぱなしでいると痛みがでてくる
  • カカトに体重をかけると痛みがでる
  • 足裏に熱感がある

原因は何?

足底筋膜炎の主な原因は、走ったりジャンプしたりすることで足底筋膜に負荷がかかることです。このような動作はスポーツをしている方に多くみられ、スポーツを硬い地面で行ったり、合っていない靴で行ったりすることも原因の1つです。

日常生活でも、長時間の立ち仕事や歩行、肥満、加齢による足の筋力の低下も、足底筋膜炎の原因になることがあります。

また、カカト薄すぎる靴、クッション性がない靴などは足底筋膜に負担がかかりやすいです。特に靴のサイズが合っていない場合、歩いているときに靴の中で足が前後に動いてしまい、足底筋膜に負担がかかる原因になります。

足底筋膜炎になりやすい人の特徴

足底筋膜炎は以下のような方々に起こりやすい疾患です。

  • 陸上競技を行っている人
  • サッカー、ラグビー、バレーボールなど、ランニングやジャンプ、踏み込み動作が多いスポーツをしている人
  • 硬いグラウンドで練習をすることが多いスポーツ選手
  • 長時間の立ち仕事をしている人
  • ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下している人
  • 扁平足の人
  • 肥満の人、もしくは急激に体重が増加した人
  • カカトが薄い靴を履いている人

足底筋膜炎でやってはいけないことは?

スロージョギング

ジョギングなどの運動

足底筋膜に炎症が起こっている状態なので、運動をしてさらに負荷をかけてしまうと悪化することがあります。
ある程度痛みが引いてきて、走ってもストレスを感じない程度であれば、足裏の筋肉を緩めるためにも走ると効果的です。

マッサージ

こちらも足底筋膜に炎症が起こっている状態なので、足裏を直接マッサージすると悪化してしまう可能性があります。足裏を直接刺激するよりは、ふくらはぎや太もものストレッチやマッサージの方が効果的です。
ある程度痛みが引いてきて、足裏を刺激されてもストレスを感じない程度であれば、優しめにマッサージをしてもらうと効果的です。

冷え

クーラーなどで足が冷えると血行が悪くなって改善を遅らせたり、逆に痛みが増してしまう場合もあります。

足底筋膜炎の予防方法

足裏マッサージ

足裏にある足底筋膜を直接マッサージしましょう。
特に、土踏まず付近の筋肉を緩めていくと効果的です。足底筋膜の柔軟性は、加齢とともに衰えてきます。マッサージによって、その柔軟性を維持・向上させることで、予防が可能です。

ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎ、ストレッチ

ふくらはぎの筋肉のストレッチによって、間接的に足底筋膜に蓄積したストレスを軽減する方法もおすすめです。
立った状態で、脚を前後に、おおよそ肩幅くらいの広さで開きます。後ろの足のかかとを床に着けたまま、前の足に少しずつ体重を乗せていくと、ふくらはぎの筋肉が伸びます。

まとめ

いかがでしたか?
足裏はただ歩いているだけでも負荷がかかっています。そのため、一度足底筋膜炎を発症してしまうと、痛みが緩和してくるのにも時間がかかってしまいます。
ですが、足裏やふくらはしをマッサージ、もしくはストレッチをするだけでもしっかりと予防していくことが可能です。特にスポーツをしている方は、予防を怠らないようにしていきましょう!

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