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水を飲むメリットをご存じですか?1日に必要な正しい水分摂取量もお伝えします

水を飲むメリットをご存じですか?1日に必要な正しい水分摂取量もお伝えします

もうそろそろ梅雨も明けて、これから本格的な夏に突入しようとしています。暑くなってきて、汗をかくことも増えてきますね。

毎日しっかりと「水分摂取」はできていますか?

汗で失った分を補うためにも水分摂取は必要ですが、それ以外にも水を飲むメリットはたくさんあります!今回は、改めて水分摂取の重要性についてまとめていきたいと思います。

なぜ水分摂取が大切なのか?

水分摂取

「毎日水を2リットルは飲もう」

健康番組などでも、このような話しをよく聞くかと思いますが、なぜ水を毎日飲むことが健康に繋がるのかご存じでしょうか?

「ただの水よりもビタミンウォーターのほうが体に良いのでは?」
「どうせ水分摂取をするのであればお茶の方が飲みやすい!」

このように思われるかもしれませんが、実は「ただの水」が健康のためには一番大切なのです。

人間の体は、大半が水分でできています。成人の場合は約60%が水分、新生児の場合は約90%、高齢者は約50%が水分です。体を構成し、重要な役割を果たしている水分がなければ、僕たちは生きていくことはできません。

1日に必要な水分量はどのくらい?

皆さんは毎日どのくらい水分摂取していますか?
僕たち人間が1日に必要な水分量は約2.5Lと言われています。ですが、必要な水分量は年齢によっても変わってきます。そこで、必要水分量は以下の計算式で算出することができます。

【計算式】

体重(kg)×年齢別必要量(ml)=必要水分量

【年齢別必要量】

  • 30歳未満・・・40ml
  • 30~55歳・・・35ml
  • 56歳以上・・・30ml

例えば、僕は40歳で体重が56kgなのでこの計算式に当てはめてみると
35×56=1960mlが1日に必要な水分量ということになります。皆さんも、自分の必要量を計算しましょう。

1度にどのくらい飲むと良い?

水

身体が「一度に吸収できる水分量は200~250ml」と言われています。

大量に飲んでも吸収しきれなかった分は尿として排出されてしまうのです。せっかく水分を取ったのに排出されては意味がありません。そのため、一度に大量に摂取するのではなく、こまめな水分補給が大切です。

ちなみになのですが、「水中毒」という言葉があります。

一日に10リットル以上の大量の水を飲む、このような水をたくさん飲む症状を多飲症といい、水中毒は、多飲症の結果生じる発作性の病態です。

主な症状としては、めまいや頭痛、多尿・頻尿、下痢などがあげられます。悪化すると吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、性格変化、呼吸困難などの症状が現れ、死に至る場合もあります。

ここまで飲むことは滅多にないかと思いますが、真夏に外でスポーツなどをすると大量に飲みがちなので念のためにこういった症状もあることを頭に入れておくと良いですよ。

水分摂取のメリット7選

自律神経が整う

水を飲むと副交感神経が刺激されます。ストレスを日々感じている方には特におすすめで、ストレスを感じることで交感神経が常に働いてしまい、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
そこで、こまめに水分摂取をしていると副交感神経が働きだすので、交感神経と副交感神経のバランスが良くなって自律神経が整うというわけです。
毎日、こまめな水分摂取を意識しましょう!

血液をキレイにしてくれる

水分不足になると、血中の水分も減少し、血液がドロドロになってしまいます。そのため、1日あたり1.5~2リットル程度を目安に、こまめに水分摂取をすると血液がきれいになっていきます。
血液がきれいになると、全身の血液循環も良くなっていくので多くの健康効果が期待できます。

冷えの予防

慢性的な冷えに悩まされている方は、体内の水分が足りていない可能性があります。水分が不足すると、血行が悪くなり冷えに繋がってしまうからです。
ペットボトルを持ち歩くなどして、移動中でもこまめに水分摂取をしましょう!

消化不良の改善

水を飲むことで、胃の中の酸を押し下げる効果が期待できます。 胃の中の酸が下がると、消化物が体外に排出される働きが活発になり、消化不良の解消につながります。
特に、空腹時に水を飲むとより効果的です。

美肌効果

毎日こまめに水を飲んで体内の水分量を保つことで、血行が良くなり体のすみずみまで栄養や酸素を運び、細胞の活性化で代謝を上げる効果があります。
代謝が上がれば肌のターンオーバーも正常になり肌質が改善されるので、美肌効果が期待できます。

便秘解消・予防

便秘気味の方におすすめの方法は、朝起きた時にコップ1杯の水(白湯でも可)を一気に飲み干すことです。水を一気に飲むことによって、水の重さで腸内を刺激さえ、腸内の動きが活発になります。
便秘解消には少量の水を少しずつ飲むのではなく、一気に飲み干すのが効果的なのです。

ストレス緩和効果

水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンには鎮静作用があると言われています。そのため、ストレスを感じたときにゆっくり水を飲むとリラックス効果を得ることができます。

水を飲むだけでダイエット効果がある?!

ダイエット

とある大学の研究で「1日に1.5リットルの水を飲むだけで、12週間後に平均4.3キロ体重が減少した」というびっくりするような報告がありました!

この研究では「水を飲むタイミング」が大切だと書かれています。

そのタイミングとは、「毎食30分前に500ミリリットルずつの水を飲む」というものです。3食のうち1食だけ食事の30分前に500ミリリットルの水を飲んだ場合では、ダイエットの効果が確認できなかったようですが、1日3回、食事の30分前に500ミリリットルの水を飲んだ場合では、4.3kgの体重減という結果が得られたそうです。

健康を目的とするのであれば、1時間に1回など、こまめに水分摂取をするだけで良いですが、もしもダイエット効果をだすことが目的であればこの研究結果はダイエッターの方々には朗報ではないでしょうか。ぜひ試してみてください。

あわせて読みたい↓

筋肉の大半も水です!

私たちの身体の約60%は水で構成されているとお伝えしましたが、実は筋肉にも多くの水分が含まれています。

筋肉の約80%は水分です。

そして、日々の水分摂取量が少ないと筋肉そのものが硬くなってきます。整体やマッサージにいっても、すぐに辛さが出てしまう方は「筋肉の水分量が不足」している可能性が高いです。

筋肉が柔らかいと、疲労回復がしやすくなるので不調の改善に繋がっていきます。

肩こり・腰痛、慢性的なぎっくり腰などに悩まされている方は、積極的に水分摂取をしていきましょう!水を飲むだけでも不調が改善されていくんです!

まとめ

健康な体をつくるために、サプリを飲んだり、食事の栄養バランスを考えたり、様々な工夫を凝らしている方も多いかと思います。そんな中でも最も簡単に健康な体をつくることができるのが「水を飲むこと」です。
ただの水を飲むことで本当にたくさんの健康効果を得ることが出来ます。こんなにも多くのメリットがある水分摂取をしないなんてもったいない!水分摂取の重要性を知り、ぜひ今日からこまめに水を飲むようにしてみましょう!

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