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体のむくみは病気のサイン?!むくみの原因や解消法をお伝えします

体のむくみは病気のサイン?!むくみの原因や解消法をお伝えします

こんにちは!
志木の隠れ家整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。

今回は永遠のお悩みといっても過言ではない「むくみ」に関してです。

女性の方は特に「むくみ」に関して敏感かと思いますが、この「むくみ」を放っておくとどうなるかご存じですか?

健康にも大きく関わってくることなので、ぜひ目を通していただきたいです!また、一般的なむくみの原因や解消法もしっかりとお伝えしていきます!最後までご覧ください。

むくみとは?

「むくみ」というのは、何らかの原因によって、皮膚に水分が溜まっている状態のことをいいます。血液中の水分が血管の外に浸み出した状態で、別名「浮腫(ふしゅ)」ともいわれています。

経験があるかと思いますが足や腕などを指でグッと押した時に、皮膚がへこんだまま押した痕がなかなか戻らないようなことがありますよね?
この現象は、身体に「体重の5~10%以上の水分が余分に溜まっている状態」なのです。

例えば、体重が50kgの人の場合だと、体重は52~55kgまでは水分によって増えているということになります。ダイエットをしている方で、せっかく体重が少し落ちたのに次の日には1kg増えていた!なんてことがよくありますが、これは体内に水分が溜まって体重が増加してしまったのです。

むくみというのは、日常でよくみられる症状ですが、このむくみに、大きな病気が隠れている可能性があるんです!ここからむくみを放置することで起こりうる病気についてまとめていきます!

むくみの原因5選

むくみ、原因

長時間の同じ姿勢

長時間のデスクワークなど、同じ姿勢でいることで、ふくらはぎの筋肉のポンプ機能がうまく働かなくなってしまいます。その結果、足から血液が心臓に戻りにくくなり、むくみが起こります。

特に足の筋力が弱い方ほどこの現象が起こりやすいです。日常的にスクワットなどで下半身の筋力を上げておきましょう!

過度な塩分摂取

塩分の多い食べ物を摂りすぎるとむくみが起こります。塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく体外へ排出できなくなり、体の中に溜まってしまいます。

筋力不足

運動不足などによって全身の筋肉が低下すると、体のポンプ機能が低下し、血液を心臓へ押し戻す力が低下してむくみが起こります。特に下半身に起こりやすいものです。

過度なストレス

ストレスの多い生活を送っていると、自律神経の働きが徐々に乱れ、血行不良が起き、むくみに繋がります。

慢性的なむくみに悩まされている方の多くは、日常的にストレスを感じています。自分なりのリフレッシュ方法を見つけることが大切です!

身体の冷え

冷えの大きな原因は血行不良によるものです。足先まで血液が流れにくくなるため、血液やリンパの流れが滞ってしまい、むくみに繋がります。

このように、病気が原因のむくみ以外は生活習慣に原因があります。
仕事環境や食習慣など日常の些細なことが長期的に続くことで「むくみ体質」になってしまうのです。

むくみは病気のサイン❓

むくみを放置すると…

  1. 代謝が悪くなり太りやすく痩せにくい体質になる
  2. 冷え性になる
  3. 病気のサインに気が付かない

1と2に関しては意外と知られていないのですが、むくみの放置でも起こることです。ダイエットをしたい方にもマイナスに働くことになるのでむくみ対策はしておきましょう!

そして、特に怖いのが、3つ目の「病気のサインに気が付かない」

むくみがひどい時に疑われるのが「腎臓」や「心臓」「肝臓」の病気。

例を挙げると…

腎臓病、腎不全

腎臓は体のデトックス機能を担っており、血液をろ過して老廃物を尿として体外に排出します。腎機能が低下すると、体外に老廃物を含んだ水分を排出できなくなるため、むくみが起こります。

心不全

心臓が血液をうまくめぐらせることができなくなる病気で、体の血流が滞りむくみになります。

肝硬変

肝臓全体が硬くなるため、肝臓でアルブミン等のタンパク質が合成できなくなります。アルブミンは、水分を血管内に保持する働きがあるため、血液中のアルブミンが低下すると、水分が血管から間質に漏れ出し、全身のむくみが起こります。

むくみと同時に下記のような症状がある方は要注意!】

  • 呼吸が苦しい
  • 急激に体重が増えて減らない
  • 手や足の関節に痛みがある
  • 発熱が続いている
  • 脈が速くなった、もしくは遅くなった
  • 疲労感や倦怠感がある
  • 急に寒がりになった
  • 下肢静脈瘤がある

このような症状がある方は、何か病気を疑ったほうがよいかもしれません。かかりつけの病院にいくようにしましょう!

それではここからむくみの解消方法について解説いたします!
あくまで病的なものが原因のむくみではなく、一般的なむくみの解消方法になります。参考までにどうぞ。

むくみの解消法について

ストレッチ

むくみは血液やリンパ液などが滞ることが原因で起こります。しっかりと循環を良くしていくためにはストレッチが効果的です!

特に、むくみのお悩みで多い足は、大腿四頭筋(前もも)やふくらはぎの筋肉をしっかりと伸ばしていくことや、足首をまわすことで凝り固まった筋肉や関節を刺激して停滞している体液を流していくことが出来ます。

また、つま先立ちになってかかとを上げ下げする運動は、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用で循環を促しむくみを解消します。

マッサージをする

むくみが起こっている部位というのは、筋肉が凝り固まっていることが多いです。
ご自身でマッサージをすることも大事ですが、あまりにも筋肉が硬直していると限界があると思いますので、お近くの整体サロンなどで一度しっかりと緩めてもらいましょう!

ご自身でマッサージをする際のポイントとして、足首やひざの裏、足の付け根など、関節まわりの「リンパ節」を優しくほぐしてあげると、むくみがとれやすいので参考にしてください!

カリウムを摂取する

カリウムは体内の水分を調整している栄養素です。むくみを解消していくために積極的に摂取していきましょう!

カリウムが含まれている食べ物

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • アボカド
  • バナナ

ただし、腎臓が悪い方はカリウムを摂り過ぎると不整脈を起こすことがあるので注意が必要です。

入浴時に湯船に浸かる

入浴時に、シャワーだけで済まさずに「湯船に浸かる」こともむくみ解消のポイントです!
じっくりと体を温めることで、血流が促進され体内に溜まった老廃物が流れていきますので、スッキリとむくみがかいしょうされます。

湯船に浸かる時間がないという方は、シャワーの時に足元だけお湯をためて足湯にするなどでも効果はありますのでぜひやってみてください。

筋力UP

筋肉の力で血液循環は良くなっていきます!
むくんでしまう大きな原因の1つは血行不良なので、日常的に筋トレや運動習慣を身につけて筋肉量を増やし、血液循環を良くしてむくみを改善させましょう!

特に大事なポイントは下半身です!
太ももやふくらはぎを刺激して足からむくみを解消させましょう!

簡単なおススメ筋トレ方法

トレーニング箇所:ふくらはぎ

≪やり方≫

  1. 立ったままつま先を立ててカカトをあげる
  2. 10秒かけながらゆっくりとカカトを下げていく(カカトは地面スレスレの所で止めましょう)
  3. 1と2を5回繰り返す

【トレーニング箇所:太もも】

太もも

やり方

  1. イラストのように椅子をつかんで10秒かけながら太ももと床が平行になるまで腰を落とす
  2. 10秒かけて元の状態に戻します
  3. 1と2を10回繰り返しましょう

お酒を飲むとむくんでしまうのは勘違い?

飲み会などでお酒を飲んだ次の日に、顔が真ん丸になるぐらいむくんでしまった経験がある方は少なくないかと思います。

でも実は、むくんだ原因はアルコールのせいではないのです。なぜかというと、アルコールには「利尿作用」があるので、体内の水分は実は減っているんです…。

では、なぜお酒を飲んだ翌朝の顔がむくんでいるのかというと、お酒の「おつまみ」に原因があります!

このおつまみに「塩分がたっぷり含まれている」ことで、体内に水分を抱え込んでしまったというわけです。さらに、お酒を飲んですぐに寝ると抗利尿ホルモンが出て、本来排出されるべきお酒の水分が体の中に溜め込まれることが考えられます。

飲酒は適量に留めることが好ましいですが、お酒を我慢してもむくみ解消の効果はありません!

まとめ

このように、むくみに対する意識を強くもたないと、大変な事態を巻き起こします。今回のブログの内容をしっかりと把握しておきましょう!

また、女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、足がむくみやすくなります。筋肉量が少ないことで、心臓に向かって血液を押し戻す働きが弱くなってしまうからで、生理などによってもホルモンの影響でむくみやすいそうです。

むくみは病的なものでなければ日常生活の取り組みによってしっかりと解消できるようになります。

努力はうそをつかない!

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