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顎関節症のセルフケア方法を伝授します!痛みを引き起こす原因についても解説していきます

顎関節症のセルフケア方法を伝授します!痛みを引き起こす原因についても解説していきます

こんにちは!

志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。

口を開け閉めするときに「カッコンッ」と音が鳴ることがありますよね?

実はそれ、「顎関節症」かもしれません。

急に音が鳴るようになってしまう方もおりますが、これにもやはり原因はあります。

そこで今回は、アゴが鳴るようになった原因とそのケア方法についてお伝えしていこうと思います!

  • 口が開きにくくなった
  • 口の開閉時に「カッコン」「ガクガク」と音が鳴るのが気になる
  • 食べ物が噛みにくい
  • 痛くて口を開けない

このような症状でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください!

顎関節症とは

顎関節症とは、口を開け閉めする際にアゴの関節付近に痛みが生じたり、口が開きにくくなる病気です。

口を開け閉めする際に「カッコン」と音が鳴る場合もありますが、この時に硬いものを食べたり、無理に口を開けようとすると、次第に痛みがでるようになったりもします。

顎関節症は日本人の2人に1人は経験することになると言われている程、実は身近な病気で、あまりにも痛みがひどい場合は口腔外科を受診することをおススメしますが、痛みがない場合は、整体サロンなどで顔のバランスや首周辺の筋肉を緩めてもらうことをおすすめします!

顎関節症の症状

  • 口が開きにくい
  • 口を開けると「カッコン」「ガクガク」などの音が鳴る
  • 痛みで口が開かない
  • 食べ物が噛みにくい

症状が悪化すると…

  • 頭痛
  • 首こり・肩こり
  • 腕の痺れ
  • 耳に不快感を感じる

このように顎関節症は放置してしまうとアゴ以外にも症状が現れるようになってしまいます!人によって症状は軽いものから重いものまで個人差が大きいですが、少しでも気になることがあれば早めの処置をしていきましょう。

顎関節症の原因

頬杖をつく

顎関節症を引き起こす原因は1つではありません。いろいろな原因が挙げられますが、ここでは一般的に多いものを取り上げていきたいと思います!

頬杖をつく

日常的に頬杖をついていると、アゴへの負担が徐々に強くなっていきます。ほとんどの場合が右か左、毎回同じつき方をするのではないでしょうか?

このことが原因で下あごがズレていき、顎関節症を引き起こします。

片方のアゴでばかり噛む

無自覚でやっている方が多いのではないでしょうか?食事中、物を噛む際に左右均等ではなく、片方のアゴでばかり噛むことでアゴ周辺の筋肉が硬直し、口開閉時の痛みを引き起こしたりカクカク感が生まれるようになります。

硬いものを噛むことが多い

昔と比べると、硬いものを食べるということが減ってきました。そんな中でも、急に硬いものを噛んでしまったり、硬いものを食べることが増えてしまうと、アゴへの酷使によって下アゴがズレてしまったりアゴの筋肉や靭帯が傷んでしまい、顎関節症の症状を引き起こしてしまいます。

なぜ口が開けられなくなるの?

顎関節症の代表的な症状に、「口がうまく開かない」というものがあります。

アゴの関節には、「関節円板」と呼ばれるものがあり、この関節円板がアゴを動かす際のクッションの役割をしています。

この関節円板が何らかの原因でズレてしまうことで口がうまく開かなくなってしまうのです。

なぜカッコンと音が鳴る?

あまり気にしないという方も多いですが、アゴが「カッコン」と音が鳴ったり、口の開閉時に「ガクガク」するような症状も顎関節症のものです。

この顎が鳴る原因も先ほどお伝えした「関節円板」のズレによるものです。

この関節円板がズレてしまう原因というのは、「噛み合わせが悪いこと」や、「硬いものを無理に食べてしまうこと」、「片方のアゴでばかり食べ物を噛むこと」にあります。

例えば、噛み合わせが悪くなることで、食事がしにくく、噛みやすい方のアゴでばかり物を噛むようになります。

そうなると、片方のアゴの筋肉にばかり過度な負担がかかるため、徐々に関節円板がズレていくのです。ひどくなると、ズレるだけでなく下アゴが「ねじれ」を起こすようにもなってしまいます…。

このような理由で、口の開閉時に関節円板がズレて「カッコン」と音が鳴るようになってしまうのです!

人によっては「カクカク」とか「シャリシャリ」というような音が鳴る場合もあり、こういったクリック音も個人差があります。

顎関節症セルフチェック方法

ここで、ご自身が顎関節症なのかどうかの判断がしやすいように、簡単にできるセルフチェック方法をお伝えします!

通常、口が開く範囲は、上下の前歯の間が4cm以上あるのが理想的です。自身の手の「人差し指・中指・薬指」の3本を縦にして口に入れてみましょう。

このとき、指が全部入らない、入るけど痛みがある場合は、顎関節症の可能性があります。痛みを感じる場合は、無理に行うのはやめましょう。

顎関節症のセルフケア方法について

では、顎関節症のセルフケア方法についてお伝えしていきます!
よほど痛みが強くなければ、これからお伝えするセルフケアでも十分に対処できますのでぜひ参考にしてください!

こめかみをマッサージする

こめかみ

こめかみ付近の筋肉はアゴの筋肉と繋がっています。実際にこめかみに触れながら、口を開けたり閉めたりするとこめかみの筋肉も一緒に動くことが確認できるかと思います。

食事中にアゴをよく動かすため、こめかみの筋肉も疲労が溜まります。食後に目を閉じて、人差し指と中指で痛気持ちいい力加減でこめかみを約1分マッサージしてください。

もちろん食後でなくても仕事の合間などいつでもマッサージしていただいて構いません。心地いい力加減で行うのであれば1日に何回でもほぐしてあげると顎関節症の改善や予防にもなるのでおすすめです!

咬筋をマッサージする

咬筋

咬筋は耳とホホの間に位置する筋肉で、咬筋を緩めることで口の開閉動作がスムーズになっていきます!

咬筋、こめかみのマッサージも2週間続けてみましょう!それでもあまり変化が出ない場合は整体サロンなどに頼ってみるのもアリだと思います!

左右均等に噛む

食事中に意識して取り組んでいただきたいのが、「左右均等に噛む」ということです。

つい無意識で片方のアゴでばかり噛んでいることが多いかもしれませんが、それでは片方のアゴにばかり負担がかかってしまうので、顎関節症の改善や予防のためには、均等に噛んで負担を分散させましょう!

仰向けで寝る

アゴに負担をかけるのは食事中だけではありません!実は睡眠時にも寝姿勢によって負担をかける場合があります。

顎関節症を引き起こしやすい寝姿勢が「うつぶせ寝」です。これは、うつ伏せになることで片方のアゴに負荷をかけることになるからです!

そのため、顎関節症の症状が出ている場合はうつ伏せは絶対にNGで、「仰向け」で寝るようにしましょう。予防のためにもできるだけ睡眠時は仰向けが理想的です。

顎関節症を引き起こす意外な原因について

顎関節症を引き起こす一般的な原因はいくつか挙げていきましたが、「こんなことでも発症するの?」という意外な原因について2つ挙げていこうと思います。

長時間のデスクワーク

デスクワークの何がアゴに関係しているの?と思われるかもしれませんが、長時間のデスクワークによって「骨盤が歪んでしまうこと」が良くありません!

実はアゴと骨盤は連動しているため、骨盤の歪みが結果的に「アゴのズレ」に繋がってしまうのです。

何もデスクワークに限ったことではないのですが、地べたで横座りをする習慣があったり、休日はソファーで過ごすことが多くなって骨盤が歪んでしまうと顎関節症を引き起こす場合がありますので注意しましょう!

首を歪ませる行為

いまいちピンとこないかもしれませんが、例えば仕事の合間など疲れた時にご自身で首をバキバキ鳴らす方がいるかと思いますが、この行為が顎関節症を引き起こす場合があるのです。

疲れた時に首をバキバキ鳴らすとスッキリするのでクセになってしまいますよね?整体師に鳴らしてもらうのであれば別ですが、ご自身でバキバキ鳴らしてしまうと「首の歪み」が生じてしまう可能性があるのです。

首とアゴは繋がっています。その首が歪んでしまっては、アゴも正常な位置を保つことは難しくなってしまいます。首を鳴らしてスッキリとしたい方は整体サロンなどプロにお願いするようにしてください!

顎関節症でお悩みの方は「からだメンテナンスfuan」まで!

当サロンでは、「小顔コース」で顎関節症の方の対応をしております!

顎関節症の方のお顔はほとんどの場合、歪みが見られます。

目の位置や口角の高さなど、左右で違いがでているとアゴのねじれなどが生まれて顎関節症の症状が起こりやすくなってきます。

これは、お顔の筋膜や筋肉の硬直、首や骨盤の歪みによって引き起こされているため、痛みの根本原因にアプローチをすることで症状の緩和や改善に導いていきます!

1つ注意していただきたいことがあります。

お伝えしてきたように、お顔の歪みが筋肉や筋膜の硬直、骨盤の歪みによって起こっているのであれば症状の緩和は可能です。

ですが、「骨そのものの変形」が原因で痛みがでているようであれば、完治させることは難しいです。そういった場合は、「痛みを緩和させる」「口の開閉動作がしやすくなる」程度の変化しかだすことはできませんのでご了承ください!

まとめ

いかがでしたか?

顎関節症のセルフケア方法について参考になりましたでしょうか?

日常生活でのクセによって顎関節症は引き起こされてしまうので、負担をかけた筋肉を緩めたりアゴの使い方を工夫しながら改善&予防をしていきましょう!

ただ、あまりにも痛みがひどかったり、口を開くこともできない状態であればセルフケアだけでは改善は難しいかと思いますので、専門の機関に頼ることをおススメいたします。

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