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上を向くと首が痛い方は要注意!意外な痛みの原因や改善方法について

上を向くと首が痛い方は要注意!意外な痛みの原因や改善方法について

こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。

首の痛みでお悩みの方、特に上を向いたときに首の痛み、もしくは詰まるような感じがある方はぜひ今回のブログを最後までお読みください。

痛みや詰まりの原因を意外なポイントからご説明していきます!

首には大きな負担がかかっている?!

人生において、ほぼ全ての方がといってもいいぐらい「首の痛み」を経験されます。

多くは「寝違え」であったり、「肩こりからくる首の痛み」だったりします。それほど、首の痛みはよくみられる症状なのです。

首の骨(頚椎=けいつい)は、重さが6~8キロもある頭を支え、上下左右に動かしたり、回転させたりと、複雑な動きをコントロールしています。

それだけに首には日常的に強い負担がかかっていますが、加齢によって首の筋力が低下したり、運動不足で首や肩をほとんど動かさずにいると、寝違えや、筋疲労から痛みを引き起こしたりします。

頸椎についてより細かく

頚椎は、24個ある背骨の上から7つの椎骨(1つ1つの骨のこと)をいいます。
椎骨と椎骨の間には、椎間板と呼ばれる外部からの衝撃をやわらげてくれるクッションのような働きをするものがあります。
また、椎骨1つ1つには空洞ができており、その中を脊髄と呼ばれる中枢神経がとおっています。頚椎や椎間板が変形して神経を圧迫すると、痛みや痺れなどの症状が引き起こされます。

意外な首の痛みの原因とは?

上を向くと首に痛みがある場合、どうしても痛みの出ている首に原因があると思ってご自分でマッサージをしたりストレッチをするかと思います。

ですが、実際には原因は首にないことがほとんどなのです。

では、どこに痛みの原因があるのかというと、

それは「骨盤」にあります。

このパターンは背中を丸めて、骨盤を後ろに倒すような姿勢で長時間座っている方に当てはまります。そのような姿勢(頭が前にでている状態)で座っていると、首に大きな負担がかかるのです!

頭の重さは約5~7kgあり、普段は身体全体で支えているのですが、頭が前にでた状態で座っていると、その重みを首だけで支えるようになってしまうのです。そんな負担のかかった状態では痛みがでてもおかしくありません。

その他、一般的な首の痛みの原因

  • スマホやパソコン作業の時間が長い
  • 猫背
  • 下を向いて本を読んだりスマホをみている
  • 寝具、特に枕が身体に合っていない
  • うつ伏せで寝ている
  • 椅子に浅く腰掛けて、背もたれに寄りかかる姿勢が多い
  • 肩こりがひどい
  • 首の筋力低下
  • 噛み合わせが悪い

痛みの改善方法について

骨盤を立てる

改善ポイントとしては、「骨盤を立てて座る」ことです。これだけを意識していけば、首の痛みは自然とおさまってきます。

また、少し話はそれますがお腹やお尻周りを軽くほぐしていけば首だけでなく肩こりの予防にも繋がります。

骨盤を立てるために腹筋をつけることも忘れてはいけません。
身体は全部が繋がっています!なかなか痛みが取れなかったり、原因が分からないという方は専門家に頼ることも必要です。整体サロンで「骨盤矯正」を受けることも大切ですよ!

首のストレッチ&運動

首の筋肉に直接働きかけることも大事です。
実際に施術中にお客様に指導しているストレッチと簡単な運動をご紹介します。

  1. 首を左右にゆっくり倒して伸ばす(30秒ずつ交互に3回)
  2. 肩甲骨を大きくゆっくり回す(前回しと後ろ回しを10回ずつ)

2の肩甲骨を回す際に、「手を肩に置いたまま」回してあげると、肩甲骨がしっかりと動きます。忙しいときにも合間をみつけてやってみてください!

このように、少し動かすだけでも筋肉はやわらいでいき、血流が良くなっていくので「疲労物質」が取り除かれます。

強く伸ばし過ぎたり、勢いよく回したりすると、逆に筋肉を痛める可能性があるので「力をいれず、ゆっくり行う」のがポイントです。

ただし、首の痛みが強い場合には、無理に動かさないようにして痛みがある程度引くまでは安静にしていましょう。

首の筋トレ(予防)

こちらは改善というよりは「予防」です。痛みがひどい場合はやらないほうが良いですが、予防のためにも首の筋力を上げておく必要があります。

【首の筋トレ方法】

  1. 床の上で仰向けで寝ます。
  2. あごをゆっくり上げ、息を吐きながら頭頂部を床に3秒間押し付ける。強く押し付ける必要はありません。
  3. 息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 10回1セットとして、1日に2~3セット行う。

それでも痛みが引かない場合は?

骨盤矯正をして、普段から姿勢も意識するようになった。それでも痛みが引かない、改善されない場合は下記の症状を疑ってください。

  • 頸椎間板ヘルニア
  • 頸椎症
  • 僧帽筋筋膜症
  • ストレートネック

などが考えられます。下記にそれぞれを簡単に解説します。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎の間には椎間板と呼ばれる外部からの衝撃をやわらげるクッションのような役割をしているものがあります。その椎間板の中心部にあるゲル状の組織が、何らかの原因(主に継続した強い衝撃)で飛び出し神経を圧迫することで痛みを発症します。
この場合は、無理に筋トレなどで負荷をかけると、症状を悪化させることがあるので注意が必要です。

【神経圧迫の確認方法】
腕を前に真っすぐ伸ばしてパーの状態から「グー」→「パー」という動きをなるべく早く繰り返し行ってください。この時、10秒間に20回以上できれば異常はありません。
ですが、10回できない場合には、神経圧迫を起こしている可能性が高いので、整形外科や病院で検査を受けてください。

頚椎症

上を向く動きで痛みが強くなる時の、代表的な疾患といえます。
加齢などにより頸椎の支持力が低下し、変形することで発症します。長時間の同じ姿勢で作業をした後は、特に痛みが出やすいです。痛みが強い場合は無理にストレッチや運動などはせずに安静にしていましょう。

頸椎すべり症

頚椎すべり症は、外部からの強い刺激が連続して起こることが原因で脊椎が分離(骨と骨が離れてしまう)してしまう症状です。スポーツ選手などが起こりやすいです。
骨の並びが徐々にずれてしまう場合と、加齢により脊椎の骨と骨の間にある椎間板が変性して、骨の並びがずれてしまう場合があります。
頚椎すべり症では、頚椎の骨が前後にずれることで神経を圧迫し、肩や首の痛み、腕や背中の痛や痺れ、頭痛などが起こります。

僧帽筋筋膜症

僧帽筋は、首の後ろから背中にかけて肩甲骨を覆っている大きな筋肉です。
長時間のデスクワークなどで背中を丸める姿勢が続いてしまうと、筋肉が硬直し、張りや痛みを生じます。

脊柱靱帯骨化症(せきちゅうじんたいこっかしょう)

背骨の骨同士をつないでいる「靱帯」が何らかの理由で厚くなり、骨化していく病気です。原因はまだはっきり分かっていませんが、骨化によって脊髄が圧迫されると、首の痛み、手足のしびれなどの症状がみられます。

ストレートネック

ストレートネックは首の周囲の筋肉の緊張のバランスが崩れてカーブがなくなり、真っ直ぐになってしまった状態を言います。首や肩の張り・痛み、頭痛、ひどくなると「手の痺れ」などの症状が現れます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
当サロンでも、根本改善を目的とした施術を行っておりますので、ぜひ一度足をお運びください。皆様のご来店、心よりお待ちいたしております!

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