こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
皆様、最近「笑って」いますか?
在宅ワークによって人と会う機会も減り、笑うことが少なくなっています。ですが、「笑う」ということが僕たちの身体に健康をもたらせてくれます。お笑い健康法については聞いたことがあるかと思いますが、実際にどのような健康効果があるかご存じでしょうか?今回は「笑いの健康効果」をまとめていこうと思います。
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笑顔の健康効果
ストレス緩和
僕たちの身体はストレスを感じると「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを分泌します。短期的な分泌であれば問題ないのですが、長期的に分泌されると「うつ病」の原因になるともいわれています。笑うことでストレスが緩和され、コルチゾールの分泌も抑えることができるのです。
自律神経の働きが整う
自律神経は交感神経と副交感神経があり、両者がバランスをとりながら身体の機能をコントロールしています。
笑うことで交感神経が促進し、しばらくすると急激に低下していき副交感神経に切り替わりリラックス効果が得られます。これは、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わることで自律神経の働きが整っているのです。
免疫力アップ
笑うと身体に悪影響を及ぼす物質を攻撃してくれるリンパ球の一種の「ナチュラルキラー細胞」の働きが活発になります。それにより感染症やガンにかかりにくくなります。
脳の機能が活性化
脳の海馬が笑うことにより活性化されて、記憶力がアップします。また、笑いによって「アルファ波」が増えて脳がリラックスするほか、脳に流れる血液量が増加するため脳の働きが活発になります。
筋力UP
大笑いをした時ってお腹が痛くなりませんか?そうなんです、笑うことで腹筋や横隔膜、表情筋がよく動かされるので繰り返されればほんの少しですが筋力UPにも繋がります。
ちなみに、たとえ作り笑いでもナチュラルキラー細胞が活性化され、本当に笑った時と同じ効果が期待できるそうです。特に、大きな声を出すと腹筋が動かされて腹式呼吸になるため、運動効果までも期待できます。
笑うことで「幸せホルモン」も分泌されるので健康効果にあふれています♪
コロナの影響でまだまだイベントで声を出したり笑ったりすることができないですが、テレビや動画、DVDなどをみて声を出して笑ってみてはいかがでしょうか?
よく笑う人は病気になりにくい?!
「よく笑う人は病気になりにくい」という話を聞いたことがありますか?
さすがに関係がないだろうと思いがちですが、これまで多くの研究によって、笑いと病気との関係性が解明されてきているんです!
日本の某大学研究グループは、介護を受けていない高齢者約1万4,000人を3年間追跡し、日常生活で声を出して笑う頻度と、その後の介護の必要性や死亡との関連について分析しています。その結果、「ほぼ毎日笑う」人と比べ、「ほとんど笑わない」人の要介護認定リスクは1.4倍!!高いことが報告されています。
また、「ほとんど笑う機会がない人」と「ほぼ毎日笑う人」を比較した研究で、「認知機能が低下するリスクが、2.1~2.6倍ほど高くなる」といった研究データもありました。
まとめ いつでも笑顔を心がけよう
作り笑いでも、本当に笑った時と同じ効果が期待できると書きましたが、ナチュラルキラー細胞の働きが弱い人は、「作り笑顔」を続けた後にナチュラルキラー細胞が活性化されるという実験データがありました!
いつでも笑顔でいることが免疫力を高めて、年をとっても健康でいられる秘訣というわけなんですね。皆様、いつでも笑顔を心がけましょう!