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「泣く」ことがもたらす健康効果6選

「泣く」ことがもたらす健康効果6選

こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。

以前、「笑いの健康効果」をブログでまとめましたが、今回は「泣く」ことによる健康効果についてお伝えしていこうと思います。

思いっきり泣いて気持ちがスッキリしたことや、泣いた後にぐっすりと眠れたという経験をしたことはないでしょうか?
泣くことはストレス解消に良いという話は有名かと思いますが、実際に泣くことで僕たちの身体にどのようなことが起こるのかまとめていきます!

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なぜ涙がでるのか?

まず、涙が出るメカニズムですが

人間は外から何かメッセージを受けとったとき、大脳辺縁系にある重要な神経核である「扁桃体」で、「好き・嫌い」「快・不快」といった感情がつくられます。扁桃体のすぐ隣には視床下部があり、そこから自律神経が体に伸びています。

特に涙は自律神経のなかでも交感神経と強く結びついており、感情によって交感神経が優位になると、抹消にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れるのです。

泣くことがもたらす健康効果6選

泣く、健康効果

ストレスホルモンの軽減

涙を流すことでストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌量が低下します。慢性的なストレスは、このコルチゾールが影響しているのですが、泣くことでこのホルモンを軽減させるのです。泣き明かした次の日に気持ちがスッキリとしているのは、こういった効果がでているんですね!

痛みの緩和

涙の成分の中に痛みを和らげる「エンドルフィン」があります。このエンドルフィンは快楽や感動に関与していて、痛みを和らげてくれるのです。

美肌効果

仕事や人間関係など、様々なストレスが蓄積されると、老化の原因でもある「活性酸素」が体内に発生します。それにより、肌にシミやシワ、ニキビが出やすくなってしまいます。
ですが、泣くことによってストレスが緩和され、身体がリラックス状態になり、活性酸素を抑えることに繋がります。
また、自律神経のバランスが整うので血行も良くなり、その結果、美肌効果が得られます。

安眠効果

思いっきり泣いた後は、いつもよりも深い眠りにつけますよね?しかも次の日は疲労感も抜けてリフレッシュしたような状態になっています。これは、泣くことによって体内の疲労感が無くなり、心が安定して眠りやすくなったからです。また、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌量も増えて、心も穏やかになります。

免疫力UP

涙を流すことで自律神経が整い、特に副交感神経が優位に働きます。僕たちの身体は副交感神経が活性化されている時に、免疫力が上がるのです。
コロナウイルスなど、様々なウイルスや細菌に打ち勝てるように、泣きながら??免疫力を上げていきましょう!

新しい発想が生まれる

泣いた後は頭がいつも以上にクリアな状態になります。これは、泣いたことで神経ネットワークのバランスが良くなり新しい発想が生まれやすくなっているのだそうです!

いかがでしたでしょうか?実は、笑うよりも泣く方がストレスの解消効果が長く続きます。

映画やドラマを見ない限りは、なかなか泣く機会というのはないかもしれません。ストレスだらけの日々を過ごされている方は、健康のためにあえて泣く機会をつくってみてはいかがでしょうか?僕は最近、「ヴァイオレットエヴァーガーデン」というアニメをみて泣きました。おすすめです!

【余談】不眠症改善に「大泣き」

「大泣き」すると、交感神経から副交感神経への切り替えが起きるので、身体が睡眠時のようにリラックスできるだけでなく、眠気を誘うことができます。ここでのポイントは通常の「泣き」ではなく「大泣き」という点です。ストレスホルモンである「コルチゾール」が大泣きした後は特に減少し、眠くなってくるというわけです。
不眠症でお悩みの方は、大号泣できる映画やドラマ、本を見て、感動の涙を流すとストレスが解消され、ゆっくりと眠ることができますよ。

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