こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
腸内環境を改善させるために重要な「ビフィズス菌」
毎日ヨーグルトを食べて腸内のビフィズス菌を増やしている方は多いかと思います。
ですが、ヨーグルトなど外から摂取して増やす方法では、食べることを止めてしまうとビフィズス菌も減ってきてしまうというデメリットがあります。
そんな中で、外から摂取してビフィズス菌を増やすのではなく、腸内に存在する自前のビフィズス菌そのものを増やす意外な方法があります。
今回はそんな「ビフィズス菌の意外な増やし方」についてお伝えしていきます!
まずビフィズス菌とは?
「腸の健康を維持するため」に欠かせない善玉菌の代表的な存在がビフィズス菌です。
大腸内のビフィズス菌は赤ちゃんの頃をピークに、加齢と共にどんどん減っていきます。生まれた直後を100%とすると、成人で10〜20%、老年期では1%未満まで減ってしまうのです!
これまで、人だけでなくウシやイヌ、ネコなどさまざまな生き物の腸内から、約30種のビフィズス菌が見つかっています!
そのうちの10種類程度が、人の腸内から検出されると言われています。
【ビフィズス菌の健康効果】
- 病原菌から体を守る
- ビタミンB群(B1、B2、B6)と、ビタミンKの産生
- 腸のぜん動運動を促し、便秘を予防
- 細菌性下痢の予防改善
- 免疫力UP
- ガン抑制
一般的なビフィズス菌の増やし方について
これまで一般的にビフィズス菌を増やすために効果的とされているのが「食物繊維」と「オリゴ糖」です!
この2つにはビフィズス菌を増やすのに必要な栄養素が豊富に含まれているからです。
【食物繊維を多く含む食材】
玄米、豆類、いも、野菜、きのこ、海藻、果物
【オリゴ糖を多く含む食材】
ゴボウ、玉ねぎ、ハチミツ、バナナ、きなこ
ちなみに、これからヨーグルトを食べてビフィズス菌を増やしたいという方、普通のヨーグルトを食べても、もちろんビフィズス菌は増やしていけますが、効率的に増やしていくためには「ビフィズス菌入りヨーグルト」を選ぶようにしましょう!
ビフィズス菌はニンジンで増やす?!
今回一番お伝えしたい内容が「ビフィズス菌はニンジンを食べて増やすこと」です!
今これを読んで、ニンジンとビフィズス菌が結びつかない!という方もたくさんいるかと思います。正直僕自身も初めて聞いた時には半信半疑でした…。
ですが、ニンジンを食べるだけで腸内の自前のビフィズス菌を増やすことができるという研究結果が発表されています。
ニンジンをちょっとでも食べると自前のビフィズス菌が増え、ヨーグルトなど外から摂取するよりも増えるそうです!
その他にも「りんご」と「バナナ」を食べるだけでも自前のビフィズス菌を増殖させることができます。
毎日少量で構わないそうなので、ダイエットのためor健康のために腸内環境を良くしていこうという方はぜひ試してみてください!
ビフィズス菌と乳酸菌は別物?
ビフィズス菌と乳酸菌はどう違うのか?
疑問に思われている方も少なくないかもしれません。
どちらも腸内にいる代表的な善玉菌ですが、ビフィズス菌と乳酸菌は異なる微生物で、住んでいる場所も数も異なります。
ビフィズス菌は乳酸菌の100倍以上も多く腸内に存在していて、腸内細菌の約10%を占めています。そのため、腸内のビフィズス菌の数の変化は、乳酸菌よりも身体への影響が大きいと考えられています。
悪玉菌を増やさないことも大切です!
善玉菌であるビフィズス菌を増やしていくことはもちろん大事ですが、「悪玉菌を増やさない」ことも同じぐらい大切です!
最後に、そんな悪玉菌を増やさない方法についてもまとめていきたいと思います!
高たんぱく高脂質な食事
悪玉菌を増やさないために最も大事なのは食事。特に「高たんぱく高脂質な食事」をしないことが大切です。
脂っこい物やお肉といったものは悪玉菌のエサになってしまいます!できるだけ脂身の少ないお肉を選んだり、調理方法も煮たり蒸したりする方法をとりましょう。
継続的なストレス
ストレスの多い生活をしていると、腸内環境の悪化を招きます。
そのため、善玉菌よりも悪玉菌の増殖力が高まっていき、気がつけば腸内は悪玉菌で溢れかえってしまいます。
決まった時間に寝て決まった時間に起きる
規則正しい生活をすることは、腸内環境を整えることに繋がります。
決まった時間に起きて太陽の光を浴び、いつもの時間に寝る。生活リズムが整っている人ほど腸内の悪玉菌は少ないのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まさかニンジンを食べてビフィズス菌が増やせるなんて思いもしなかったですよね?
ニンジンは食生活の中にも手軽に取り入れられる食材だと思いますので、腸内環境をより効率的に整えるためにもニンジン生活を始めてみてはいかがでしょうか?
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