こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
「糖質制限」といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの方はダイエットを連想させるかと思いますが、実はダイエット効果以外にも多くの健康効果が期待できます!
今回は糖質制限をすることでダイエット以外にどんな効果があらわれるのかをまとめていきたいと思います。
さらに糖質制限をする上での注意点もいくつかまとめましたので、ダイエットをする方はぜひ目を通してみてください!
(2022/9/17 更新)
糖質制限とは?
糖質は三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)である「炭水化物の一部」です。
炭水化物は糖質と食物繊維に分けられています。糖質は僕たち人間が生きていくうえで必要なエネルギー源となっています。
そして糖質制限ダイエットとは、「糖質の摂取量を少なくして痩せていくダイエット法」です。
食べても大丈夫な食材とNGな食材
【OKな食材】
肉類、魚類、大豆製品、玉子、ナッツ類、乳製品、アボカド、オリーブオイル、ほうれん草、レタス、白菜、ブロッコリー、アスパラガス、こんにゃく、海藻類
【NG食材】
お米、パン、うどん、パスタ、穀物類、じゃがいも、サツマイモ、里芋、春雨、果物類全般、根菜類(れんこん、ごぼうなど)、一部の野菜(トマト、人参など)、清涼飲料水、砂糖、お菓子類
糖質制限による健康効果6選
疲れにくくなる
糖質の摂取量を減らせば、元気の源であるドーパミンの低下を防いで疲れを感じにくくすることができます。
寝ても疲れが抜けない…。毎日眠気を感じる…。といったお悩みがある方は、もしかしたら糖質の摂り過ぎが原因かもしれません!
試しに1週間だけ糖質を控えた生活をしてみてはいかがでしょうか?
イライラしない
血糖値の急上昇や急降下がなくなります。血糖値が安定することで、気持ちの揺れがなくなり穏やかな状態が保てます。
そもそも「イライラする」というのは糖質の過剰摂取が原因です。糖質を制限した食生活を続けるとメンタル面での安定が見込めます!
生活習慣病の予防になる
糖質の過剰摂取は、肥満や糖尿病といった「生活習慣病」の原因になってしまいます!
もしも、すでに健康診断などで血糖値が高くなってきているようであれば、健康のために「糖質制限」をして血糖値を低く保つようにしましょう。
ストレスに強くなる
気持ちが穏やかでいられることで、多少のストレスは気にならなくなります。不安感が解消され、気持ちが明るくなりますよ♪
食後に眠くならない
そもそも食後に眠くなってしまうのは血糖値の乱高下によるものです。
糖質制限をすることで血糖値の上昇が穏やかになり、食後に眠くなることは減ります。大事な会議の前にはピッタリかもしれません。
肌の調子が良くなる
必要以上に糖質を摂取していた場合は、「糖化現象」が起こり、肌の老化に繋がってしまいます。
そのため、糖質を制限することで肌の状態が上向きになっていきます。
肌荒れなどに悩まれている方は、一度糖質制限をすることをおすすめします!
糖質制限の注意点
糖質を完全に抜かない
すぐに効果を出したいからといって、糖質を全く摂らない生活にしてしまう方もいらっしゃいますが絶対にやめましょう!
糖質は脳のエネルギー源でもありますし、体内で糖が無くなってしまうと筋肉が分解され始めます。結果的に筋肉量が低下して基礎代謝の低い「痩せにくい体」になってしまうので適度に糖質は摂取するようにしましょう!
ダイエット中の糖質摂取目安量は「毎食20g」が理想的です。
長期間続けない
過度な糖質制限ダイエットを長期間(半年以上)続けてしまうと、エネルギー不足の状態が続いてしまうため、免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまいます。
糖質制限ダイエットを継続する場合は1~2か月程度にしましょう!
妊娠中は行わない
妊婦の方が糖質制限ダイエットをしてしまうと、必要な栄養やエネルギーがお腹の子に届かなくなってしまいます。
胎児の発育が遅れてしまい、未熟児として生まれてくる可能性が高くなります。妊娠中に太りたくないという気持ちも理解できますが、お腹の子どもを優先して生活をするようにしてください!
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糖質制限は認知症予防にも効果的!
さらに、この糖質制限には驚きの効果があるんです。
それは、糖質制限には『神経系の不調を回復する』効果があると言われています。
ちょっと分かりにくい表現ですが、要するに「アルツハイマー病や認知症が改善されていく」ということです。
アルツハイマー病は脳が萎縮していく病気で、記憶障害などが起こり徐々に意思疎通もできなくなります。
55歳を過ぎると発症する人が多く、実は男性よりも女性のほうがアルツハイマー病患者が多いです。
男女比でいうと女性は男性の約2倍!
そして、糖尿病の人はそうでない人と比べるとアルツハイマー病のリスクが高いです。
理由は、「AGE」と呼ばれる老化に深く関わる物質が鍵となっています。
AGEは糖とたんぱく質が加熱されてできたもので、過剰な糖質摂取により体内で生まれていきます。アルツハイマー病患者の脳にはこのAGEが大量に見つかったとのこと。
これまでの研究ではアルツハイマー病の原因が糖代謝の異常という発表もあるので、糖質制限が大きな効果を発揮するというのも納得がいきます。
ちなみに日本のアルツハイマー病患者は約500万人で、世界中のアルツハイマー病患者の約1/10の患者数だそうです。
これから高齢化も進んでいく中で、病気の回復のために、より研究も進んでいってもらいたいですね。
ただ、糖質制限がこれら神経系の不調の『予防』にも効果があるという発表はまだないので、あくまで病気の進行を抑えて回復させるためにというお話です。
特に若い方は極端な糖質制限はおすすめできませんので、気を付けて下さい!
まとめ
このように糖質制限はダイエット効果以外にも私生活のパフォーマンスに好影響を与えてくれます。
ただ、糖質も身体のエネルギー源ですので完全に抜いたりすることはおすすめできません。
週に1~2回程度の糖質制限であれば健康面にも悪影響はありませんので、ぜひ試してみてくださいね!
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