こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
マッサージをするとなぜ筋肉が柔らかくなるかご存じですか?
理由はいくつかあるのですが、今回はその理由の1つをお伝えしようと思います。
専門的な内容なので退屈かもしれませんが、正しいストレッチのやり方も記載しましたのでぜひ最後までお読みください!
筋肉が柔らかくなる理由とは?
ガチガチになった筋肉を押したりすることでポンプのような働きをさせて血液循環を良くします。血流がよくなっていくと、筋肉に含まれている「ミトコンドリア」が活発に働きます。
このミトコンドリアには筋細胞を修復する働きがあります。活性化されると、筋肉が伸縮性や弾力性を取り戻し柔らかくなるというわけです。つまりポイントはこのミトコンドリアです!
心地よいマッサージを受けることで、ミトコンドリアが活性化され筋肉が柔らかくなっていくんですね!
少し話はそれますが、ミトコンドリアには脂肪や糖の代謝促進作用や、細胞の老化を遅らせるなどの働きもあります。
また、運動などで筋肉をしっかりと動かしていればミトコンドリアの数も維持でき活性化されるのですが、使えていないと、ミトコンドリアは眠ったような状態になるため脂肪や糖を燃やす働きが低下。さらに数まで減っていきます。
ストレッチで筋繊維から伸ばしていこう!
筋肉は長くなるほど柔軟性が増していくといわれています。
ご自宅での「ストレッチ」で筋繊維を伸ばしてサロンでの「マッサージ」でミトコンドリアを活性化!
筋肉はストレッチをしていけば「誰でも」柔らかくなっていきます。ですが、間違った方法で伸ばしても効果が現れにくいので、正しいストレッチ方法をお伝えします!
筋肉の柔軟性をつくる正しいストレッチ方法とは?
2か月継続してストレッチをする
ストレッチは1回や2回行っただけでは一時的な効果しかでません。
大事なのは毎日、毎日継続して筋肉を伸ばしていくこと。そうするとミトコンドリアが活性化されていき、筋肉の柔軟性が向上します。
最低でも2か月継続させないと効果がでませんので、根気強くやっていきましょう!
心地よい強さで伸ばしていく
整体に通う「お客様あるある」なのですが、毎日頑張ってストレッチをしていても強い力で痛みに耐えながら行うと筋繊維が傷んでしまい、伸ばした箇所にズキズキ痛みが発生してしまいます。
こうなると筋肉も固まってしまって逆効果です。
大切なのはご自身が「心地よい」と感じる強さで1か所につき1分伸ばすこと。伸ばしている時にプルプル震えるようだと強すぎるので注意してください!
硬すぎる筋肉は無理に伸ばさない
普段から使わな過ぎて、もしくは過度に使いすぎて硬くなり過ぎた筋肉は、ストレッチをしようとしても全く伸びていかないこともあります。
この場合は無理に伸ばし過ぎてしまうと、筋肉に炎症が起こり痛みがでてしまいます。
硬くて伸びないと感じたら、その箇所はいったん離れて周囲の筋肉から少しずつストレッチをしていきましょう!正しいストレッチ方法で伸縮性と弾力性を兼ねそろえた健康的な筋肉を作っていきましょう!
簡単にできるストレッチをご紹介!
首のストレッチ
ご自宅でも簡単にできるストレッチ。まずは首です!
首のストレッチは「頭痛」や「肩こり」にお悩みの方に効果的です。
イラストのように伸ばしたい側とは逆側の手で、伸ばす側の頭に触れて軽く傾けてストレッチしていきましょう!
肩が同時に上がらないように注意して約30秒心地よい力加減で伸ばしていってください。
太もものストレッチ
続いて太もも(前側)のストレッチです。
壁などに手をついて、伸ばしたい側の足先を持ちあげて、膝をしっかりと曲げ、太ももの前側を伸ばします。こちらも約30秒程度伸ばしていきましょう!
臀部のストレッチ
仰向けで脚を組み、組んでいない脚の太ももの裏で両手を組みます。
そのまま脚を抱え、自分の方に向かって引いていきましょう。
股関節のストレッチ
- 床に座って、両方の足裏を合わせます
- 脚を両手で掴み、身体の方に引き寄せましょう
- ヒジを使ってヒザを床に向けて押してください
まとめ
脱線もしましたが、ご理解いただけたでしょうか?
よく、年を取るとストレッチをしても柔らかくならないと思われている方がおりますが、筋肉にも血管や神経が通っていて生きています!
細胞は老化していくので柔らかくなるのに時間はかかると思いますが、必ず努力は実り柔軟性が生まれます!
お風呂上りが柔らかくなりやすいタイミングなので頑張って続けていきましょう。
今回は筋肉が柔らかくなる理由の一部なので、また他の理由もお伝えしていこうと思います。
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