こんにちは!
志木の隠れ家整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
前回のブログで便秘に悩むお客様の改善例を書きました。
便秘でお悩みの方は世の中にとても多いので、施術以外でのおすすめの便秘解消方法をお伝えしようと思います。
今回お伝えしたいのが「オリゴ糖」について。
オリゴ糖と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか??「腸にいいんだろうなぁ」といった印象かなと思います。
そこで、このオリゴ糖について詳しくご説明しようと思いますので、便秘でお悩みの方はもちろんですが、その他の健康効果についてもお伝えしますのでぜひ最後までお読みください!
糖について
オリゴ糖に関してお伝えをする前に、まずは「糖」についてお話をしますね!
糖は三大栄養素のうちの炭水化物に分類されます。
炭水化物=糖質+食物繊維
多くの糖質は体内で「ブドウ糖」に分解されます。
さらに糖質は身体のエネルギー源であり、特に「ブドウ糖」は脳が唯一エネルギーとして利用できる大切な物質です。
つまり、糖は僕たち人間にとってなくてはならない物質なのです!
ちなみに「糖質」と「糖類」の違いがわかりにくいのですが、糖類は糖質の一部をさしています。
では続いて、オリゴ糖について詳しく説明していきますね!
オリゴ糖とは?
オリゴ糖は「お腹の調子を整えてくれる」糖の1つです。
「消化性」のオリゴ糖と、消化されずに大腸まで届く「難消化性」のオリゴ糖があります。
そしてオリゴ糖は腸まで届くと、ビフィズス菌のエサになり善玉菌を増殖させ、腸内環境を整えてくれる効果があります。
消化・吸収されにくい性質を持つ難消化性のオリゴ糖は、糖質として身体のエネルギーになりにくく、摂取しても血糖値の上昇にはあまり影響されません。
これまでは便秘の解消といえばヨーグルトを食べて善玉菌を増やすというイメージが強かったかと思いますが、時代は移り変わり「善玉菌のエサ」となるものを摂ることが大切だという考え方になっています。
なぜならば、ヨーグルトに含まれている善玉菌は腸内である程度は存在していても、「住みつくことがない」ことが明らかになったからです。
そのため、腸内に「もともと住みついている善玉菌」にエサを与えて数を増やすことが重要だということになったのです!
オリゴ糖を含む食材
このオリゴ糖はネギ、玉ねぎ、キャベツ、ごぼう、バナナに多く含まれています。
日常的に摂取することができれば便秘予防・改善の手助けになってくれるのです。その他、にんにく、はちみつ、味噌、醤油、大豆に多く含まれています。
実際に、下剤を日常的に服用していた方々にオリゴ糖を継続的に摂取してもらう実験を行ったところ、ほとんどの方が下剤服用量の減量に成功したそうです。
摂取の目安は1日に3~5g程度です。慢性便秘症の方にも効果があらわれたそうなので、効果は絶大かと思います。
更に、オリゴ糖は糖なのですが、血糖値も上昇しにくいという特性があるので、食べても太りにくくダイエット効果も認められています。(血糖値と肥満の関係を説明したブログも挙げているのでそちらも参考にしてください)
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もちろんオリゴ糖も人によって合う合わないがあります。
ヨーグルトのように2か月摂取を続けても身体に変化があらわれない場合は別の方法を試した方がいいかもしれません。
最後にオリゴ糖の健康効果についても箇条書きでまとめておきますね!
オリゴ糖の健康効果
- 腸内環境を整える
- 美肌効果
- 動脈硬化の予防
- 虫歯の予防(意外と知られていない)
まとめ
いかがでしたか?
便秘解消にはもちろんのこと、腸内環境が整うことによる健康効果もたくさんみられます。
糖質でありながら虫歯の原因にもなりにくい特徴があるので、お菓子をよく食べるお子様にはオリゴ糖を含んだお菓子を買ってあげてください!
今回の内容が参考になっていただければ幸いです!