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脊柱管狭窄症とは?やってはいけないことやストレッチ方法をまとめました

脊柱管狭窄症とは?やってはいけないことやストレッチ方法をまとめました

こんにちは!
志木駅南口から徒歩5分、完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。

「しばらく歩いていると、足に痺れや痛みが出て歩けなくなる」

「痺れが両足にでる」

「腰を後ろに反らすとキツイ」

皆様の中に、このような症状でお悩みの方はいらっしゃいますか?

もしかするとこの症状、「脊柱管狭窄症」(せきちゅうかんきょうさくしょう)の可能性があります。脊柱管狭窄症は一度発症すると完治は難しいです。いかに予防をしていくかが大事になってきます。

そこで今回は、脊柱管狭窄症とはどのようなものか?

原因は何なのか?

どうすれば良くなるのか?

予防法を知りたい。

分かりやすく、かつ細かくご紹介していきたいと思います。

脊柱管狭窄症とは?

まず、脊柱管というのは、椎骨(背骨1つ1つのこと)が連なってできたトンネル状の管のことを言います。背骨は、椎骨・椎間板・靭帯などで構成されていて、脊髄神経が通る「脊柱管」があります。

脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が何らかの原因によって狭くなり、脊髄神経を刺激して痺れや痛みなどの症状が現れる病気です。

体への負担が蓄積されてくる40代から徐々に増え始め、60~70代に最も多くみられます。最近では30代から発症する人も増えてきています。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症の原因とは?

原因の約8割は日常生活での腰への負担です。

長時間のデスクワークや肉体労働、または加齢によって筋力が衰えてくると些細な動作でも腰に負担がかかってしまいます。それによって脊柱管が徐々に狭くなっていくのです。

また、椎骨と椎骨の間にある椎間板が飛び出してくることで脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて腰に痛みが現れます。

脊柱管狭窄症

どんな症状が現れる?

脊柱管狭窄症の主な症状は腰痛や臀部痛、足の痛み・痺れです。

歩いていると腰から足にかけて痛みや痺れが現れ始め、立ち止まって休んでいると症状が治まります。特に、前傾姿勢になると楽になることがほとんどです。そして再び歩きだすと痛くなるといった、間欠性跛行(かんけつせいはこう) が脊柱管狭窄症の方に多い症状です。

間欠性跛行の症状が出始めたらすぐに病院へ行くようにしてください。放置したまま症状が悪化していくと、排尿・排便障害を起こすようになってしまいます。

脊柱管狭窄症の症状まとめ

  • 立っていると足の痛みや痺れが現れる
  • 前傾姿勢になると症状が落ち着く
  • 腰を後ろに反るのが辛い
  • 痛みや痺れは両足にある
  • 足に力が入らない
  • 臀部周辺に痛みや痺れがある
  • (重度の方)排便・排尿障害がみられる

やってはいけないこと

症状が強い場合、「腰を反らす」ような動きや「ひねる」ような動きはしないようにしてください!腰を反らすと「脊柱管が狭くなるため」により強く神経を圧迫し、症状が悪化する可能性が高まります。

万が一、痛みや痺れがひどくなった場合は、それ以上症状を悪化させないためにあまり動かず安静にするようにしてください!

注意したいのが、安静にしすぎて運動もせずにいると「筋力低下」が起こってきます。
特に足の筋力が弱まってくると、日常生活内での腰への負荷が強くなってくるため症状が悪化してくることもあります。

基本的にはウォーキングなどの適度な運動は必要になってくるので、体と相談しながら動かしていきましょう!

検査方法は?

脊柱管狭窄症はMRIやCTなどの検査を行います。そのため、整形外科や病院で検査をしなければなりません。

整体サロンやマッサージ店では施術はできますが診断ができないので、まずは整形外科か病院に足を運びましょう。

治療法について

脊柱管狭窄症の治療には、「保存療法」「手術療法」の2種類があります。保存療法で治療を行った人のうち、痛みや痺れが軽減する人は50〜70%といわれています。

保存療法

保存療法としては、「神経ブロック」、「薬物療法」、コルセットなどを装着する「装具療法」、「リハビリテーション」があります。

比較的症状が軽い場合は保存療法を選択して、しっかりと改善することができます。
保存療法を続けても改善しない場合や、さらに症状が悪化して日常生活に支障を来たす場合には手術に切り替えることもあります。

手術

脊柱管狭窄症の手術には、神経を圧迫している骨や椎間板、靭帯などを切除して脊柱管を広げ、神経の圧迫を取り除く「除圧術」と、脊柱管を広げた後に金属やボルトで背骨を固定する「除圧固定術」があります。

絶対に手術が必要?

腰部脊柱管狭窄症は必ずしも手術を受けなくても、歩けなくなって車いす生活になることは多くの場合は心配ありません。

しかし、場合によっては症状が悪化して強い痛みや痺れで歩行が困難になる場合もあります。そうなってしまったら手術をする必要があります!

ちなみに、脊柱管狭窄症は放っておいて症状が改善することはありません。重症化してしまうと「排尿・排便障害」を起こしてしまうので、そうなったら早急に手術を受ける必要があります。

やってほしい運動

脊柱管狭窄症の症状がでた場合のおススメしたい運動は「ウォーキング」です!

痛みが出ない程度にご自身の体と相談しながら歩く時間を決めて、できるだけ毎日ウォーキングを続けましょう。そうすることで足の筋力を高めて、腰への負担を減らしていくことができます。

また、慣れてきたらプールなどでの「水中ウォーキング」もおススメします!
水の抵抗があるため普通のウォーキングよりも負荷が強く、効率よく筋力強化をすることができます。運動を行う際の負荷がかかり、鍛えたい部分を動かすことで効果的なトレーニングができます。

日常生活での予防方法

脊柱管狭窄症の方は、長時間のデスクワークや肉体労働、激しい運動など腰に負担をかける姿勢や動作をできるだけ避けるようにしてください。

お仕事中はこまめに姿勢を変えたり、立ち上がることも大切です。
肉体労働をする時や重たい荷物を持ち上げる時は、膝を曲げて腰を落としてからゆっくり持ち上げるようにしてください。
間違っても、腰を曲げて無理に重たいものを持ち上げることはしないでください!

また、ストレッチをしたり筋力トレーニングも大事です。おすすめのストレッチや筋トレ方法をこの後お伝えしていきます!

整体で予防が可能です!

脊柱管狭窄症の症状に関しては、整体やマッサージでの予防が可能です!

もちろん腰に対しての強い矯正はできませんが、腰に負担がかかることで硬直してしまった筋肉はしっかり緩めていかないと、痛みや痺れは強くなっていきます。

逆に言えば、筋肉をしっかり緩めることができれば症状を悪化させずに日常生活を送ることが可能なのです。

ただ、「完治」をさせることは難しく、ご自身での筋力トレーニングなども必要になってきますが、1人でも多くの方の症状を緩和させるためにケアをさせていただきますので痛みにお困りの方はぜひ当サロンまで足をお運びください!

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脊柱管狭窄症の方におすすめしたいストレッチ

おすすめストレッチその1

腰、ストレッチ
  1. 仰向けになり両膝を立てます。
  2. 両手で膝を抱えて胸の方へ引き寄せます。
  3. その状態で10秒間深呼吸をしてください。
  4. この動きを5回繰り返します。

脊柱管狭窄症では、腰を反らす動きはNGです。腰を丸めるストレッチを行うことで、腰への負荷が軽減される効果が期待できます。

おすすめストレッチその2

腰部、ストレッチ
  1. 両ひざを立てて仰向けになります。
  2. 腰を反らないようにお尻を浮かせます。
  3. そのままの体勢で10秒キープ
  4. ゆっくりお尻を下ろして、同じことを10回行いましょう。

おすすめストレッチその3

腰のストレッチ
  • 顔と上半身は正面に向けたまま下半身だけひねります
  • 反対側にも同様にひねります
  • 左右10回ずつひねりましょう

※ストレッチというよりは下半身をひねっていく運動です

プランク

プランク

脊柱管狭窄症の方にはとても効果的なトレーニングです。腹筋と背筋を同時に収縮させていくことで体幹を安定させていく効果があります。

【やり方】

  • 脚を伸ばした状態でうつ伏せになる
  • 腕を肩幅程度に開き、両ひじ・前腕を床につけて上半身を起こす
  • つま先を立てるようにして下半身を持ち上げる
  • 頭からかかとまでが一直線になるように意識する
  • その姿勢のまま1分キープ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

脊柱管狭窄症は日々の心がけ次第で、発症を防ぐことができます。一度発症してしまうと、日常生活に支障がでてしまう場合もあるので、ストレッチなどのセルフケアはやっていきましょう。もしもお一人では難しい場合は整体やマッサージなどのお店に行き、専門家に頼ることもしてみてください。

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