こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
頭が痛い…、怠くなってきた…。明日は雨かな…?
このように低気圧が近づいてくると頭痛などの不調が現れる方は多いかと思います。正直なところ、体質的なところもあるので完全に改善させることは難しいんです…。
ですが、不調を緩和させたり、辛さが出る前に対処できることはたくさんあります!
今日は雨の日や気圧の変動などで起こる片頭痛にスポットをあててお伝えしていこうと思います。
片頭痛(偏頭痛)とは?
頭の片側、あるいは両側に発作的にズキズキと痛みが生じるのが片頭痛です。
こめかみ付近に痛みが生じることが多く、数時間から、ひどい場合は数日間痛みが続きます。
片頭痛の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅してしまいます。
また頭痛以外に吐き気、や嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。主に「20~40代の女性」に多く現れると言われています。
【片頭痛の特徴】
- 主に頭の片側にズキズキとした痛みがでる
- 寝込みたいほどのひどい痛み
- 体勢を変えると痛みが悪化
- 吐き気や嘔吐がある
- 光、音、においに過敏になる
- キラキラした光による視覚的前兆がある
緊張型頭痛とは何が違う?
頭痛の種類には片頭痛の他に代表的なものとして「緊張型頭痛」があります。
緊張型頭痛は、肩や首の筋肉が凝り固まることで引き起こされるものです。
筋肉の硬直によって血流が悪くなり、筋肉に疲労物質がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
緊張型頭痛の原因は、肉体的な疲労や精神的ストレスで、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすいです。
痛みの違いとしては、「片頭痛はズキズキとした痛み」で、「緊張型頭痛はズーンと重く締め付けられるような痛み」です。
どんな人がなりやすい?
片頭痛になりやすいのは、神経質な人、完璧主義者、努力家の人に多いと言われています。
また、両親や兄弟に同じように片頭痛を持つ人が多く、10〜20歳代で発症する人が多いようです。
片頭痛の3大要因
血管拡張
気圧の変動により脳の血管が拡張すると、三叉神経が刺激されて「ズキズキした」痛みが起こります。片頭痛の特徴はこのズキズキとした痛みです。片頭痛が起こっている場合はマッサージを受けると逆効果になるので気を付けましょう。
血行不良
これも気圧の関係で、血行不良になると脳へ運ばれる酸素量が低下して痛みがでるようになります。
自律神経の乱れ
過度なストレスや生活習慣の乱れによって自律神経が乱れることでも片頭痛は起こります。これは独自のストレス解消法や生活習慣を整えることをして未然に防ぐことができます。
【その他の片頭痛発生要因】
空腹、寝不足、人混み、飲酒、喫煙、出産、更年期、生理
片頭痛の対処法
規則正しい生活
食生活の乱れや睡眠不足は片頭痛の原因とも考えられています。特に睡眠はしっかりととり、ストレスをできるだけ溜めないようにしてください。
カフェインを摂取する
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは血管を収縮する作用があります。そのため、痛みが発生した場合に、カフェイン飲料を飲むと痛みが軽減します。
ですが、毎日毎日カフェイン飲料を過剰摂取してしまうと逆に痛みを誘発する可能性もあるので飲み過ぎには注意しましょう!
マグネシウムが効果的
マグネシウムを多く含む食品が片頭痛には効果的です!
【マグネシウムを含む食品】
青のり、わかめ、ひじき、バナナ、アボカド、アーモンド、カシューナッツ、きな粉、バジル、玄米、ごま、豆類
音や光を避ける
できるだけ暗くて静かな場所で休むようにしてください。大きな音や光が引き金となって片頭痛は起こりやすくなります。
痛みの箇所を冷やす
血管が拡張することで痛みが起こるので、片頭痛がでたらすぐに痛む箇所を冷やすようにしてください。拡張した血管が収縮されてすごく楽になりますよ。
痛みがでた場合に温める方もいらっしゃいますが、片頭痛に限っては温めると余計に悪化してしまうので気を付けるようにしましょう!
片頭痛に効果的なツボをご紹介
片頭痛の対処法の1つをご紹介します!
眉間に攅竹(さんちく)というツボがあります。(上写真の指が触れている箇所です)
この部分を刺激すると片頭痛の痛み緩和に効果的です。軽くマッサージするように、ゆっくりと刺激してみてください。
片頭痛が起こった時のNG行動
片頭痛が起こった時のNG行動は「入浴と運動」です!
入浴によって全身が温まると、血流が良くなり血管を拡張させてしまいます。緊張型頭痛の場合はそれによって改善されますが、片頭痛の場合は症状が悪化してしまいます!
また、運動によっても血流をよくして痛みを増強させてしまうので片頭痛が起こっている時は運動はNGです。
整体での対処法
脳脊髄液を流す
脳脊髄液とは、脳と脊髄の間を流れ疲労物質などを回収する働きがあります。
この脳脊髄液の流れが滞ってしまうと、脳を圧迫して頭痛が起こってしまうのと、めまいや吐き気、目の痛みにも繋がってしまいます。
当サロンでは、この脳脊髄液を流す施術も行っております。身体の歪みがなくなればしっかりと流れるものなので、なかなか頭痛がおさまらないという方は一度ご相談にいらしてください。
こんな痛みは要注意!
また片頭痛かな?と思って痛みが治まるのを待っていると実は大きな病気であったりすることがあります!下記のような症状を感じたら一度医療機関を受診しましょう。
- 何の前兆もなくズキーンと突然起こる頭痛
- これまでの頭痛とは違う経験したことのないほどの痛み
- 頭痛をほとんど経験したことがない方が突然感じる痛み(主に高齢者)
これらの症状は痛みが治まるのを思っていると、取り返しのつかないことになるかもしれませんので、必ずお近くの医療機関へ足を運びましょう。
まとめ
片頭痛が起こるタイミングは人によって違います。
でも、どんなタイミングで片頭痛が起こるのかを知っておけば対処もしやすいはずです。このブログが少しでも参考になっていただけたら嬉しいです。
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