「水は毎日1.5ℓ飲みましょう!」
「健康にもダイエットにもとにかく水が良い!」
世の中には様々なダイエット法や、健康法が溢れていますが、どれもその時その時によってやり方が変わってきます!
ですが、「健康のために水を飲む」ということはいつの時代も変わらずメリットが多いと言われ続けていますよね?
皆さま、普段はどのくらい水を飲んでいますか?
「水は1滴も飲まなければ、2~3日で死に至る危険性がある」ほど大事なものです。そんな水の健康効果や、意外と知られていない役割についてお伝えしていこうと思います。
健康の維持や予防のためにもとても大事な内容になるのでぜひご覧ください!
1日に必要な水分摂取量は?
私たちの「身体の約60%は水」で構成されています。
特に筋肉や脳の水分含有量は約80%となっており、水は生きていくために必要不可欠なものです。
そんな水の1日の必要摂取量は、その人の体重によって変わってきます。
今回は私たちの身体から1日にどのくらいの水分が失われているかを計算しながら最低限必要な摂取量を考えていきます。
体重60kgで健康な方を例に挙げると、尿や便から1日で約1.5リットル排出されます。
また、呼吸でも水分が排出されていて、1日約0.5リットル。さらに、皮膚の表面からも約0.5リットルが排出されます。
これを合計すると、「1日に約2.5リットルもの水分が排出されている」ことが分かります。
ということは、食事中の水分摂取も含めて「体重60kgの人は最低でも2.5リットルは補わなければいけない」ことになります。
これ以上とりすぎてしまっても「浮腫みの原因」になってしまうので気を付けてください!
水を飲まないとどうなる?
私たちの身体は、水さえあれば1ヶ月近く生存することができます。
しかし、水を1滴も飲まないと2~3日で生命維持の危機に陥ります。
体内の水分減少率が2%で喉の渇き。
3%の損失でめまい、吐き気が現れます。
そして10%の損失では筋肉の痙攣、失神。
20%の損失では生命の危機となり死に至ります。
体から水分が失われていくと、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクが高まっていきます。
体の水分足りていますか?
では実際に今、ご自身の体の中の水分が足りているのかチェックしてみたいと思います。
下記項目を参考にして今後に役立ててください!
- 倦怠感がある
- 肩こり・腰痛を感じる
- 手足が重く、痺れもある
- 頭痛がある
- めまい・立ち眩みがある
- 雨の日は具合が悪い
- 冷え性
- 吐き気がある
- 食後に胃もたれしてしまう
【当てはまる項目が2個以下】
水分補給がしっかりできている
【当てはまる項目が3~5個】
やや水不足。これ以上悪化させないように摂取量を増やしましょう
【当てはまる項目が6個以上】
完全なる水不足。手遅れになる前に摂取方法を見直しましょう
水を飲むメリットをまとめます!
飲むだけでも病気の予防になると言われている水ですが、どのような健康効果があるのでしょうか?
これからその健康効果についていくつか挙げていきたいと思います。
美肌効果
こまめな水分摂取が血液をサラサラにしてくれるので、血液循環が良くなって新陳代謝が活発化します。
血液がスムーズに流れることで血管内に溜まった老廃物を排出する効果が高まるため、美肌効果を生み出します。
水分をしっかりと摂取し、サラサラな血液のまま血液循環を促しましょう。
ダイエット効果
水をこまめに飲むことで老廃物を排出させたり、食事前にコップ1杯の水を飲むことで満腹感を感じさせ、過食を防ぐことができます。
むくみや便秘の解消も期待できるので、結果としてダイエット効果が得られます。
睡眠不足の解消
コップ1杯の水を飲むことでリラックス効果があると言われています。
日々のストレスの緩和や、睡眠不足にも効果があります。睡眠不足に悩まれている方は、寝る前にコップ1杯の水を飲んでみてください。
アンチエイジング
皮膚の老化とは水分が失われることです。みずみずしい肌を保つためにも毎日の水分摂取は欠かせません。
痩せ体質になる
常温の水(または白湯)を飲むと体の中から温まり、代謝がアップします。
また水を飲むことで、筋肉にもしっかりと血液が送り込まれるため、筋トレやエクササイズ時に効率的な筋肉量の増加が期待できます。
筋肉量が増えると基礎代謝量も増えますので、結果として「痩せ体質」になります。
水を飲むだけでもこれだけのメリットや健康効果があります!
サプリや高価な健康食品も必要がないくらい水だけで健康状態は維持できるはずなのです。ぜひ毎日意識して水を飲むようにしましょう!
水を飲む際の注意点
常温で飲むと効果的
水は冷えた状態で飲み過ぎてしまうと内臓が冷えてしまい、手足の冷えに繋がりやすいです。冷え性でお悩みの方は特に、常温のまま用意しておくと、水を飲んだ時の効果が期待できます。
一気飲みはせずにこまめな水分補給を意識する
水分補給の理想的なやり方は「こまめに飲む」ということ。
常に体に必要な水分量を確保することが大切なので、喉が渇いていなくても1時間に1回はコップ1杯程度の水を飲みましょう!
整体で不調が改善されない人は水が足りていない?
私たちの身体の約60%は水で構成されているとお伝えしましたが、実は筋肉にも多くの水分が含まれています。
筋肉の約80%は水分です。
そして、日々の水分摂取量が少ないと筋肉そのものが硬くなってきます。
整体やマッサージにいっても、すぐに辛さが出てしまう方は「筋肉の水分量が不足」している可能性が高いです。
筋肉が柔らかいと、疲労回復がしやすくなるので不調の改善に繋がっていきます。
肩こり・腰痛、慢性的なぎっくり腰などに悩まされている方は、積極的に水分摂取をしていきましょう!水を飲むだけでも不調が改善されていくんです!
水分補給は水が一番良い!
水分補給に水がおすすめの理由は、糖分やカフェインなどの余計な成分が含まれていないからです。
特に天然水やミネラルウォーターであれば、生命活動に欠かせないミネラルが含まれているため、水分補給として最適です。
よく聞かれるのが、お茶やコーヒーではだめですか?ということ。
もちろん整腸効果やリラックス効果があって良いものですが、カフェインが含まれているので睡眠の質の低下や利尿作用によって体内水分量を逆に減らす結果になってしまいます。
極力普段は水を飲むようにして、1日1杯程度であれば仕事の休憩中などにコーヒーを飲むと良いですよ!
効果的な水の飲み方を伝授します!
健康効果をさらに高める「水の飲み方」についてです。
ただ飲めばいいというものではありません。飲み方を一工夫するだけで、デトックス効果やダイエット効果がより高まっていきますのでぜひ参考にしてみてください!
目覚めの1杯
寝起きに水を1杯飲むことで、血流促進&筋肉に水分が補給されます。それによりその日1日の代謝がUPして、エネルギー消費量を増やすことができます。
空腹時の1杯
空腹時が最も効率よく水分が吸収されます。満腹中枢も刺激してくれるのでお腹が空いている食事前の水分摂取はダイエットにも効果的です。
入浴前の1杯
入浴前に飲むと、血流促進効果と血液そのものをサラサラにしてくれます。
入浴後の1杯
入浴中は汗をかいて体内の水分が奪われます。水分を失ったままにしておくと血液がドロドロしてきますので、失った水分はしっかりと補給しましょう!
また、脂肪燃焼のためには水分が必要になりますので、ダイエット効果を高めるためには重要なことです。
就寝前の1杯
就寝中は汗や呼吸で水分が失われます。体内の水分が失われ、血液がドロドロになることで脳梗塞や動脈硬化のリスクを減らすことができます。
ちなみに、のどの渇きが強いときは体が水分を欲している時なので、2杯飲むことをおススメします。
最近よく聞く水素水ってどうなの?
個人的にとてもおススメしているのが水素水です。
水素水とは、水素を高濃度に含んだ水のことで、老化や病気の原因のひとつともいわれる「活性酸素」の除去に有効といわれています。
ストレス社会に生きる今、活性酸素は生活環境や習慣によって過剰に発生してしまうため、体内で作られる抗酸化酵素だけでは体内の酸化を抑制できなくなっています。
水素水が『ガンを予防する』『体質改善効果がある』といわれていますが、エビデンスが不足しているため、絶対に効果が出るとは言い切れません!
ただ、活性酸素を除去してくれる働きは認められているので、長い目でみていくと「未来の健康」のために今から水素水を利用してもいいのかなと個人的に思っています。
ただ、水素水には注意しなければいけないこともあります。
水に溶け込んだ水素は時間とともに抜けていく特性があるので、ペットボトルなどの水素水は一度開封するとなるべく早く飲みきる必要があります。
たとえば、水素水をコップに注ぎそのままにしておくと、1時間後には水素濃度が約50~60%になってしまうという実験結果もあります。
なぜ急に水素水??と思われたかもしれませんが、僕自身が3年前から水素水を飲んでいて、大きな病気にもならず毎日体調が良く、個人的におススメをしているだけなので、水素水に関しては参考程度に読んで頂ければと思います。
まとめ
万病を防ぐといわれている「水」
体の不調や病気になる原因は水が足りていない可能性が高いです。
また、マッサージや整体に行ってもすぐに筋肉が硬くなる原因も、実は筋肉に水分が届いていないことが考えられます。
水をしっかり摂取して体内の水分量が維持できれば、健康面だけでなく美容・ダイエット面にも効果があらわれてきます。
私たちの身体にとって水以上に大事なものはないといっても過言ではありません。いつでも体を水で満たすようにしていきましょう!
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