「仕事中にぼーっとしたりミスが増えた」
「寝ても疲れがとれなくて身体がだるい」
「たくさん寝たのに昼間も眠くなる」
仕事や家庭のストレスのせいでしょうか?
それとも季節の変わり目のせいでしょうか?
いいえ、あなたの「睡眠の質」が悪いせいかもしれません。
睡眠の質を大きく左右する「枕選び」!あなたは、ちゃんとできていますか?
整体師歴11年でたくさんのお客様の身体の不調に向き合ってきました。
その中でも、
- 寝つきが悪く疲れが取れない
- 夜、必ず目が覚めるので睡眠の質が悪い??
- 朝、なかなか起きられなくて二度寝三度寝が当たり前
など睡眠に関わるお悩みもたくさん伺ってきました。
そんな中でも意外と知られていないのが
「枕選び」の重要性。
枕の見直しだけでも睡眠の質は大きく変わります。自分にあった枕の探し方をお伝えいたします。
そもそも枕の選び方なんてわからない。どうやって選ぶの?
結論からお伝えします。
首をしっかり支えてくれる枕を選びましょう。
理想的な枕の高さは、性別や体型によって違います。
また、仰向けと横向きでも必要な高さが異なります。
あなたにとって呼吸がしやすく、心地よい寝方を探してみてください。
仰向け寝
一般的な枕は首もとまでの大きさですが、幅の広く、肩まである大きな枕がおすすめです。隙間なく身体に密着し、体圧を分散して負担を軽減できます。
枕に頭を乗せたとき、目線が真上よりやや下になる高さが良いでしょう。
横向き寝
肩幅が加わる分、仰向けよりも高さが必要になります。横から見たとき、頭と首がまっすぐになり床と平行になるのが理想的な高さです。
寝返りをうったとき、頭が枕から落ちないよう横幅に余裕のあるものを選びましょう。中央がへこんでいて、左右が高くなっている枕もあります。仰向けや横向き、どちらの寝姿勢にも合った高さで寝ることができます。
仰向け寝は舌が落ちることによりいびきをかきやすくなりますので、横向き寝がオススメです。
うつ伏せ寝はオススメしません。腰や首に負担がかかる為、睡眠の質は良くないでしょう。
枕の素材は触り心地や硬さなど好みのものを選びましょう。
枕が左右する「睡眠の質」
正しく枕を使えていなかったり、合わない枕を使うと、頭の重さが分散されず、首に負担がかかります。
枕の高さ
高い枕だと、顎をひいた状態が続き喉が圧迫され、いびきの原因に。
また、首のカーブがきつくなり筋肉が緊張することで痛みや肩こりが起こります。
低い枕は頭が心臓よりも低い位置になることにより顔がむくみやすくなります。
枕の硬さ
枕が硬いと耳が痛くなったり首が圧迫されます。
また、柔らかすぎると頭が沈み不安定になり寝返りもうちにくくなります。
寝返りには血液循環が滞るのを防いだり、体温調節など大事な役割があります。
疲労回復には大切な為、寝返りをうつ前提で枕選びしてみましょう。
理想の寝姿勢は、立った時の姿勢をキープすること
正しい姿勢で立つとき、背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。
頭を支えて首にかかる負担を最小限にするためにはこの姿勢を保つ必要があります。
寝る時も、この姿勢が自然に保たれている状態が理想の寝姿勢と言えます。
ただ、マットレスに寝ただけだと首の下に隙間ができてしまいます。
そこでマットレスと首の隙間を埋めるために必要になるのが「枕」です。
枕は頭を乗せるもの、という認識をしている方が多いと思いますが、首を支えるために使うことが重要なのです。
睡眠の重要性を再認識しましょう!
生きていくうえで、睡眠は必要不可欠ですよね。
人は眠ることで疲労回復をしています。
①記憶の整理
脳の疲れをとり、記憶を整理する
②疲労回復
身体の疲れをとり、回復を促す
③修復成長
傷ついた細胞を修復、身体の成長を促す
など、心身ともに健康を維持するために「睡眠」は重要な役割があります。
睡眠を削って勉強や仕事を頑張ることは本末転倒なのです。しっかりと睡眠をとって日常生活を良いものにしていきましょう。
ただ眠るだけじゃ疲れはとれない!?
体は疲れているのに布団に入ってもなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまう…なんてことありますよね。
休みの日にまとめて寝たり、早く布団に入ってもスマホをいじってしまったりしては「睡眠の質」が低下してしまいます。
1日程度の徹夜による睡眠不足はその後の休息で回復しますが、睡眠の質の低下で慢性的に睡眠不足の状態が続くと
- 集中力、判断力の低下
- ストレス増加
- 免疫力の低下
- 太りやすくなり、生活習慣病になりやすい
といった日常生活への影響が出てきます。
睡眠が不足すると、日中眠くなるだけでなく頭がぼーっとしたり、疲れを感じやすくなります。また、脳が酸欠状態になることによる頭痛を引き起こします。
脳の機能低下で満腹ホルモンが減少、食欲増進ホルモンが増加することにより、食べ過ぎによる生活習慣病に繋がります。
睡眠不足は「眠い」だけが問題ではなく、私たちが生きる上で大切な機能までも低下させてしまうのです。
あえて睡眠を削ることは本当にリスクを伴うことなのです。
「質の良い睡眠」とはどんな睡眠?
- 寝付きが良い
- ぐっすり眠れる
- 寝起きすっきり
3つすべてを満たした睡眠とれていますか?
質の良い睡眠とは、心身ともにしっかり休息し、疲労回復することです。しっかりと睡眠がとれると、自然と生活リズムも整い、日中も活動的に過ごすことができます。
身体もこころも元気だと楽しく過ごせるイメージが湧きませんか?
質の良い睡眠で人生が変わりますよ!
寝室環境も気にしてみましょう。
快眠のためには、睡眠をとる空間が大切です。寝室環境を整えることから始めてみましょう。
温度、湿度、広さ、明るさ、音や香りなどさまざまな要因が睡眠に影響を与えます。
快適に眠れる室温は16~26度、湿度は約50%とされています。
乾燥が気になる今の季節は加湿器などを利用しましょう。
朝・晩が冷える時期ですので、暖房のタイマー機能を上手に活用して起床のタイミングで部屋が暖まっているように工夫してみてください。
また、明るい光を浴びると睡眠促進効果のあるホルモンの分泌が減少してしまいますので、就寝前はスマホやパソコンの使用は控えましょう。
心を落ち着けてリラックスできる空間を整えましょう。
そこにあなたに合った枕があれば良い睡眠が取れる準備はばっちりです!
最後に ー志木の整体院長が語るー
朝スッキリ起きられると、日中のパフォーマンスも向上します。睡眠をしっかりとることにより、ストレスや不安感も減り、精神面にも良い効果があります。
普段、睡眠不足を感じていない人でも「睡眠の質」を見直すことで思わぬ効果を得られるかもしれませんね。
枕は消耗品です。長年の使用で素材が劣化し、寝心地も変化します。
今使っている枕はいつ購入したものでしょうか?
枕は使い始めて1年で劣化が始まり、3年が寿命だといわれています。
一度、質の良い睡眠のために枕選びを見直してみませんか?
翌日に疲れを残さず、心も身体も健やかな生活を送れるように一度枕の見直しをしてみてください。
からだメンテナンスfuanでは、
- 睡眠の質が悪い。
- 枕選びに悩んでいる。
などのお悩みを丁寧にヒアリングさせていただきます。身体全体のバランスや歪みの癖を見て、あなたにあった枕選びのアドバイスもいたします。
一人で悩まず、まずはご相談ください。
関連記事はこちら↓