こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
コロナウイルスの流行が長期化している今、メンタル面に不安を抱えている方は増えてきているのではないかと思います。
先日、お客様から「うつ病」と「不安症」はどう違うのか?という質問を受けました。その時ははっきりと答えられなかったので、自分なりに調べましたのでまとめてお伝えをしようと思います。
うつ病の特徴
「うつ病」は何をしても楽しめず、気持ちが沈んだ状態がしばらく続くような症状です。
食欲不振、倦怠感、眠れないといった日常生活に大きな支障がでている場合はうつ病の可能性が高いです。
- 気分の落ち込み
- 何事にも興味がなくなる
- 何もする気が起きない
- 疲れやすい
- 不眠
また、周囲からみても明らかにおかしいなと感じる変化もあります。
「あの人最近いつもと違う」と感じたらうつ病で苦しんでいる可能性があります。下記を参考にしてみてください。
- 表情が暗い
- 「自分はダメだ」とネガティブな発言が増えた
- リアクションに時間がかかっている
- 落ち着きがない
どんな人がなりやすい?
うつ病になりやすい人には性格的な特徴があります。
- まじめ
- 責任感が強い
- 完璧主義
- 人からの評価も高く、道徳観が強い
こういった性格の人はうつ病になりやすいと言われています。
共通点として、「人からの頼みを断れない」、「たくさんの仕事をかかえ込んでしまう」、「自分を追い込んでしまう」というものがあり、多くのストレスをため込んでしまって、心のバランスを崩してしまうのです。
不安症の特徴
生活上の様々なことが気になり、極度の不安状態が長く続くことをいいます。また、不安だけでなく落ち着きのなさや不眠、イライラするといった症状も特徴の1つです。
- 不安でいてもたってもいられなくなる
- 将来のことが心配で仕方ない
- 不安な気持ちが次々に湧いてくる
特徴をみるとたしかに別物ですよね?過去のことを後悔し、気持ちが落ち込むのが「うつ」で、未来への不安な気持ちが強くなるのが「不安症」。
また、うつ病は長期的なもので、不安症は一過性のものが多いようです。
不安症の原因は?
不安症の原因ははっきりと分かっていませんが、下記の要素が関わっているのではないかといわれています。
- 遺伝的な要因
- 環境
- 精神的な気質
- 身体的な状態
うつ病も不安症も予防には運動が効果的!
うつ症状や不安症でお悩みの方に効果的なのが「運動」です。
うつ病の原因の1つには幸せホルモン「セロトニン」の減少が挙げられます。このセロトニンは、適度な運動を継続することで分泌させることができるので1日20~30分の「ウォーキング」がおススメです。
実際に、ウォーキングなどの有酸素運動は、うつ病や不安症を予防し、不安や落ち込んだ気分を改善してストレスホルモンを正常化することができるという研究結果もあります。
まとめ
いかがでしたか?
どちらもメンタルに不安を抱えているイメージかと思いますが、別物になります。両方とも発症するケースもあるようです。
今や誰しもが発症する可能性がありますよね?治療の仕方や薬も違うようなので、このような症状がでた場合はご自身でもどちらに当てはまるのか理解しておくといいと思います。
また、うつ病かな?不安症かな?と思ったら、自己判断せずに精神科クリニックなどにすぐに相談するようにしましょう。しっかりと克服していくためには早めの対応と、休息が大事になります。
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