こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
身体を老化させる原因として近年注目を集めている「糖化」という言葉をご存じでしょうか?
耳なじみのある老化原因として「酸化」は有名ですが、この酸化よりもはるかに悪影響を及ぼすものとして「糖化」に注目が集まっています。
今回はその「糖化」についてお伝えしていこうと思います。
糖化について
糖化とは体の中でタンパク質と余分な糖質が結びつき、タンパク質が変性、劣化して、最終糖化物質(AGEs)を生成する反応をいいます。
酸化=身体の「さび」
糖化=身体の「こげ」
糖化が進むと…
ガン、動脈硬化、骨粗しょう症、肌のシミ・シワ
など身体の内外に大きな影響がでてきます。
また、体の中で作られたAGEsは分解されにくく、体に蓄積されると、体内のタンパク質は本来の機能を失って、代謝機能も狂わせます。
その結果、全身の老化を進行させてしまうのです。糖化の怖いところは、毎回の食事で誘発され、老化スピードが圧倒的に早い点です。
糖化を防ぐためには食事の順番が大事!
この糖化を防ぐためには「食事の順番」を意識しなければいけません。まずは野菜から食べ始めること。いわゆる「ベジファースト」ですね。
野菜→たんぱく質→炭水化物
この順番で食べるようにしましょう!
糖も身体のエネルギー源なので、食べないわけにはいきません。また、食事から1時間以内にウォーキングなど軽めの運動を取り入れてあげると糖化防止になります。
糖化はいつ起きる?
身体に糖化反応が起きやすいのは食後1時間と言われています。
これは、食後の1時間で血糖値が上昇するため、糖化が起きやすいためです。本文にも書いた通り、食事の順番を意識して食後の血糖値をコントロールできれば「身体のこげ」を防げるというわけです。
また、たばこの煙でも糖化反応が起きるというデータもありました。ご自身の喫煙はもちろん、副流煙を吸うだけでもAGEsが発生するそうです。
糖化を予防するための行動4選
運動
食事以外で糖化を防止するために大事なことは「運動」です!
食後1時間で糖化反応が起きやすいため、この時にウォーキングや軽めのジョギングをするようにしましょう。
また、運動後の水分摂取も、できるだけ水かお茶などの糖分を含んでいないものをチョイスしましょう!
お酒を飲み過ぎない
アルコールを摂取することで体内にアセトアルデヒドが生成されます。このアセトアルデヒドが糖化反応を引き起こしてしまうので、飲み過ぎには注意して程ほどに飲むようにしましょう!
ゆっくり食事をする
糖化を防ぐためには血糖値を急上昇させないことが大切です!
そのためには「早食いをしないこと」が重要です。早食いをすると糖が腸から急速に吸収されるため、血糖値が急上昇します。
食事は20~30分かけて、ゆっくり食べましょう。よく嚙むと満腹感を得られて食べすぎも防げます。
睡眠
睡眠不足によって血糖値の上昇を抑えるホルモンの働きが低下して、食後の血糖値が上がりやすい状態になり、糖化反応が促進されます。
毎日6~7時間の睡眠時間を確保できると、ホルモンバランスも整うため規則正しい生活を送るようにしましょう!
糖化を防ぐ飲み物をご紹介します!
コーヒー
コーヒーに含まれているポリフェノールには抗酸化作用があるため、「AGEs」の蓄積を抑える働きが期待できます。
ですが、カフェインの摂り過ぎも体には良くないため、一日の摂取目安量はカップ1~2杯程度。さらにブラックコーヒーが望ましいです。
ワイン
コーヒー同様、ワインにも抗酸化作用が強いポリフェノールが含まれています。赤ワインでも白ワインでもその効果は期待できます。
ただ、お酒を飲めないのに無理にワインを飲むことはしないでください!抗酸化作用があるといってもアルコールに弱い体であれば健康を害することになってしまいます。
ルイボスティー
ルイボスティーには「スーパーオキシドジムターゼ」という抗酸化物質が含まれています。
この物質は、活性酸素の増えすぎによってできるシミ、シワ、たるみの促進を抑える効果が期待できます。しかもノンカフェインなので、妊娠中の方やダイエットをしている方にもおススメです!
糖化を促進してしまうNGな飲み物
甘い清涼飲料水
砂糖が大量に入っている清涼飲料水は血糖値を急上昇させてしまうので、飲み過ぎには注意しましょう!
果糖入りのジュース類もAGEsを作るリスクが高いので、できるだけ避けましょう。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは、そもそも運動時のエネルギー補給のために糖質が多く含まれています。
特に激しい運動もしていない状態でスポーツドリンクを飲んでしまうと糖質過多になって血糖値が急上昇してしまうので気をつけましょう!
まとめ
体内の老化は病気の原因になるだけでなく、僕たちの「見た目の老化」にもそのまま影響されます。自分たちの努力次第で老化を遅らせることは可能なので、いつまでも健康で若々しくいるために糖化予防をしっかりとしていきましょう!
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