こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
前回のブログで「肩こりを起こしやすい悪習慣」とその対応策についてお伝えしました。肩こりでお悩みの方、参考にしていただけたでしょうか?
その悪習慣の中で「骨格の歪みを放置しない」という内容がありました。
骨格の歪みは肩こりだけでなく、腰痛や膝痛、頭痛や睡眠の質など様々な不調の原因になっています!
歪みをそのままにしておくことは本当に危険なことなんです。
そこで今回は、その「骨格を歪ませやすい悪習慣」についてをお伝えしていこうと思います。
歪みの原因の大半は生活習慣の悪いクセから起こります。ぜひ今回の内容も最後まで読んで頂き、今日から実践していただきたいと思います!
体の歪みから引き起こされる症状
骨格や骨盤が歪んでくると、どのような症状が現れるでしょうか?代表的な症状をまとめていきます。
- 肩こり・腰痛・首こり
- 頭痛
- 倦怠感
- 疲労感
- ボディラインの崩れ
- 胃もたれ・胃痛
- 便秘・下痢
- 不眠
- 寝起きのダルさ
- 生理痛
- 足の長さに左右差がでる
このように、体の歪みは肩こりや腰痛などの身体的な不調だけでなく、ボディラインや睡眠にも大きく影響が現れてきます。
体の歪みの原因になる悪習慣5選
長時間座っている
多くの方が悩んでいる猫背や、骨盤の歪みが起こりやすいのが「座りっぱなし」です。
座り姿勢というのは「立っている時と比べると約2倍もの負担」が背骨や骨盤にかかります。
それだけ負担がかかる中、長時間その姿勢が維持されてしまうと徐々に歪みが生まれてしまい、身体にクセ付いてしまうのです!
「足を組む習慣」があるとさらに良くありません!骨盤の歪みに左右差が生じてしまい、腰痛や膝痛を引き起こします…。
座りっぱなしにならずに、こまめに立ち上がって動くようにしていきましょう。
首を傾けたまま作業
スマホを利用するときに下を向いていたり、テレビを見るときに首を左右に向けていると徐々に首の骨が歪んできます。
特に下を向いたままの状態というのは、頭の重みを首の筋・骨格だけで支えるようになります。
頭は平均5~6kgの重みがあります。その重みは、短い時間であれば問題はないですが、1時間以上同じ姿勢を継続させると筋肉の収縮が起こり始めてやがて歪みに繋がります。
スマホはできるだけ目線をあげて使用して、テレビを見るときは正面に移動してみるようにしましょう。
ソファーでうたた寝
休日などにソファーでうたた寝をしてしまって身体を痛めてしまったというお話をお客様からよく聞きます。このように身体が曲がった状態で眠ってしまう習慣があると、骨格が歪んで様々な症状の原因になります。
うつ伏せで寝る
睡眠時の態勢で意外と多いのが、うつ伏せで寝ること。
「うつ伏せでないと眠れない…。」
「うつ伏せが楽です…」
このように話されるお客様が意外に多いんです。でも残念ながらうつ伏せの態勢は「首」と「腰」の負担が強く、習慣化されてしまうと頸椎や骨盤の歪みを引き起こしてしまいます!
睡眠時の態勢の理想は「仰向け」ですが、仰向けが落ち着かないという方は「横向き」でも大丈夫です。横向きの際は、枕を高くして膝を軽く曲げて寝るようにしましょう。
抱き枕があると肩の負担も軽減されるのでおすすめです!
寝具が身体に合っていない
「寝起きに疲れが取れていない…」
「寝起きに肩や首が痛い…」
このような方々は寝具が身体に合っていない可能性があります!身体に合わない寝具を長期間使用しているとほんの少しずつ骨格の歪みが生まれます。
特に大事になるのが「枕」です。
首の負担から背骨全体の歪みを生んでしまうので枕選びは慎重に行ってください。選び方のコツは後程お伝えします。
歪ませないためにするべきこと
身体の歪みは日常生活の中から引き起こされることがほとんどです。歪ませないために意識しなければいけないこと、積極的に取り組んでいただきたいことをまとめていきます。何事も予防が大事!
自分に合った枕を選ぶ
前述した通り、歪みを引き起こさないためにも「枕選び」がキーポイントになってきます。
枕は正直、使ってみないと分からないところですが、整体師目線からみたおすすめの選び方として
「肩まで乗せられる大きめの枕」
これを選ぶ時のポイントにしてみてください!
仰向けで寝る場合、首と敷布団の間に隙間をつくってはいけません。頭だけを支える枕だと、寝ている間に首の筋肉に疲労が溜まってしまい、寝起きの痛みやツッパリ感に繋がります。
肩までサポートしてくれる大きめの枕を選びましょう!
姿勢を意識する
猫背や足組み、横になりながらテレビをみる…。これらの悪い姿勢・態勢から歪みが起こることが大半を占めます。
そんなことは分かっているよという声が聞こえそうですが、分かっていても改善・継続できないのが難しいところですよね?
「人間は本気で物事を意識をすると3週間でクセが改善される」
と、言われています。とにかく頭で姿勢を意識してみましょう!
もちろん立ち姿勢も大事!横から見たときに、足首と骨盤と頭が一直線上にあり、しっかりと胸を張っているのが理想の立ち姿勢です。
歪み改善ストレッチ
ここからは、骨盤や骨格の歪みの改善におススメなストレッチ方法をご紹介していきます!どれもご自宅で簡単にできるものなのでぜひ隙間時間にやってみてください!
骨盤ストレッチ
上のイラストのように四つん這いになって「背中を丸める→背中を反らす」を繰り返し行います。背中を動かす動作によって、同時に「骨盤も前・後傾」を繰り返します。
骨盤に動きをつけることで付着している筋肉も緩み、骨盤の歪み予防や改善に繋がります!
1回のストレッチで約1分間動きを繰り返してみてください。
肩甲骨ストレッチ
肩の高さが左右で違う方におススメのストレッチ方法です。
高さに違いがでる原因の1つに「肩甲骨周囲の筋肉の硬直」が挙げられます!
椅子に座ったままでも立ったままでも構いませんが、「肩甲骨を思いっ切り寄せて→開く」動作を繰り返し行いましょう。
これによって肩甲骨周辺の筋肉が緩み、肩の高さが揃うようになってきます。こちらも1回のストレッチで約1分行ってみてください!
臀部ストレッチ(骨盤)
【やり方】
- 仰向けで脚を組み、組んでいない脚の太ももの裏で両手を組む
- そのまま脚を抱え、自分の方に向かって引く
こちらのストレッチは臀部の筋肉を緩めることで骨盤の歪み予防や改善に効果を発揮します!
まとめ
これらのことを意識するだけでも骨格の歪みは抑えられます。
肩こり、腰痛、頭痛など様々な症状は骨格の歪みから起こってきますので、未来の健康のためにも良い生活習慣を身につけてくださいね!
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