仰向けで寝ていると腰が痛くなってくる方はいらっしゃいますか?
本来、一番体にも良くリラックスして眠れる姿勢なのですが、仰向けで寝ていると腰が痛くなってくるという方は少なくありません。
なぜ仰向けで寝ていると腰が痛くなってくるのか??
実はこの痛みの原因は1つではありません。今回は考えられる原因をいくつかまとめていきたいと思います。ストレスなくリラックスして眠れるように解決方法もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください!
原因①反り腰
仰向けで腰が痛くなってくる最も代表的な原因のひとつとされるのが「反り腰」です。特に女性に多いとされる反り腰は、その名前の通り「腰が反ってしまっている状態」を指します。
反り腰は骨盤が前傾した際に体が前に倒れるのを防ぐため、極端に腰を反らせてしまっている姿勢です。反り腰の人は仰向けの寝方では、腰の反りのために腰と布団の間にすき間が生じ、腰に支えの無い状態となって腰痛が発生します。
この反り腰になってしまう原因は…
- 腹筋の衰え
- ヒールの高い靴を履くことが多い
- 体重増加
これらのことが挙げられます。
原因その②猫背
日本人に多いお悩みの1つである「猫背」は、背骨が正常な状態よりも丸まっている状態を指します。猫背になると、背中が丸まることにより、腰の曲がり方も変化してきます。
その結果、正しい腰椎のカーブが失われ、腰の筋肉に大きな負担がかかって痛みが生じてしまうのです。
原因その③寝具が合わない
寝具は就寝時の腰への負担を考えた場合、非常に重要です。腰に限定した場合、マットレスの存在がとても大切で、マットレスが腰の曲線に合わない場合、腰への負荷が強まって痛みの発生に繋がります。
しかし、柔らかいマットレスが良いのか、硬いマットレスが良いのかは個人差があるので実際に使ってみないと自身に合っているのか分からないのが難しいところです。
ですが合わないマットレスを使い続けると腰痛を悪化させる可能性があるので、コストがかかってしまいますが、色々試してみることをおすすめします。
あわせて読みたい↓
即効性のある痛みの改善方法
仰向けで寝ている時に痛みがでてしまった際、その場ですぐに痛みを軽減する方法は「膝を立てること」です。
膝を立てることで骨盤がやや後傾し、腰への負荷が弱まるのです。また、膝は立てずにクッションを膝下に置いたり、厚めの座布団をふくらはぎの下に敷いたりする方法も効果的です。
そもそも仰向け寝で腰を痛めないためには?
筋肉をつける
腹筋や背筋など、腰まわりの筋肉を鍛えることで腰部の安定性が増すので、就寝時の痛みを防ぐことが出来ます。
ご自宅でも出来るシンプルな腹筋や背筋を鍛える筋トレで構いません。腰部を安定させると、腰にかかる負荷を分散させて、腰への圧力を軽減できるのです。
太らない
実は、肥満の場合、仰向けで寝ていると腰にかかる負荷が増えます。そのため、すでに肥満気味の方はダイエットをして体重を減らす。肥満でない方は、バランスの取れた食事や有酸素運動など適度な運動をすることで適正体重を保ち、腰への負荷を軽減しましょう。
骨盤の歪みを正す
骨盤の前傾が強いと就寝時の腰への負荷が強くなるため、骨盤の歪みが原因で痛みが発症している方は、しっかりと整体サロンで骨盤矯正を受けて体質改善をしてください。骨盤の歪みを整えるだけであれば4~6回程度で問題ありません。
仰向けで腰に痛みがでる際のストレッチ方法
仰向けで寝ていると腰が痛くなる場合の効果的なストレッチをご紹介します。様々な腰痛対策にもなりますし、どれも簡単にできますのでぜひお試しください。
膝引き寄せストレッチ
- 仰向けに寝て、両手で膝を抱え込み、胸に引き寄せます。
- 腰を床にしっかりとつけたまま、30~60秒伸ばしていきましょう。
- ゆっくりと元の姿勢に戻します。
大腿四頭筋ストレッチ
- 片足を前に出し、膝を曲げます。
- 後ろの足を伸ばし、前の足の膝をゆっくりと曲げ、大腿四頭筋を伸ばします。
- 最低でも1分は伸ばすようにしてください。反対側も同様に行います。
腰椎回旋ストレッチ
- 仰向けで寝て、片膝を立てます。(痛みがある側の膝を立ててください)
- 上のイラストのように立てた足を反対側の足の外側に持っていき、そのまま倒します。
- 上半身は倒した足とは反対側に捻じるイメージで腰の筋肉を伸ばしていきましょう。
- 30~60秒ストレッチをして、反対側も同様に行います。
その痛み、からだメンテナンスfuanにお任せください!
反り腰や骨盤の歪みによって腰痛が発生している場合は、しっかりと整体を受けて体を整えていくことをおすすめします。
痛みがでてる腰の筋肉をマッサージして、辛さを解消することも大事なのですが、痛みを引き起こす原因は骨格の歪みからであることがほとんどです。
骨盤の歪みを整えていかないと、根本的な痛みの改善には至らず、辛くなったらマッサージということを繰り返すことになってしまいます!
「からだメンテナンスfuan」では、骨盤矯正専用ベッドを取り入れておりますので、短期間で骨盤の歪みを整えることが可能です。
矯正時の痛みもありませんので、安心して施術を受けていただけます。
骨盤を整えていくことで反り腰や猫背の改善にも繋がりますので、寝ている時に引き起こされる痛みだけでなく日常的に起こる腰痛や肩こりの改善にも効果的です。
お近くにお住まいの方はぜひ当サロンまで足をお運びください!
関連記事はこちら↓
仰向けでも横向き寝でも痛い場合は?
仰向けで寝て腰に痛みがでる場合、横向きで寝ることもおすすめしています。ですが、まれに横向きで寝ていても腰が痛くなってくる方もいらっしゃいます。
この場合は、「神経痛や内臓疾患」が疑われます。
神経痛の場合は全てが当てはまるわけではないのですが、左右のどちらかを下にして横になった時に、痛い側と痛くない側があったり、寝返りや立ち上がりの動作、もしくは歩いてると痺れが出るなどの症状があります。
痛みや痺れが強く、なかなか眠ることができない場合は、病院に行くことも考えた方が良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
睡眠は、1日の疲れを癒してまた次の日を快適に過ごすためにあります。ですが、腰が痛くなってくるようでは、寝ることが逆にストレスに感じてしまいますね。
仰向けで寝ていると腰が痛くなってくる場合は、基本的には横向きの状態になれば痛みは起こりません。しかし、健康的な寝姿勢はやはり仰向けです。痛みの原因をはっきりさせて快適に眠れるようにしましょう!