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ぎっくり腰になりやすい人の特徴とは?痛みがでた際の対処法と予防方法も解説します!

ぎっくり腰になりやすい人の特徴とは?痛みがでた際の対処法と予防方法も解説します!

寒い時期になると特に起こりやすい「ぎっくり腰」

一度ぎっくり腰を経験すると、その後も発症しやすくなるなんてことも言われています。

ですが、そもそもぎっくり腰になりやすい生活になってしまっていることが大きな問題です。ぎっくり腰になりやすい人には「共通した特徴」があります!

今回は「ぎっくり腰になりやすい人の特徴」を代表的なものから、そんなことも原因なの?!と思うことまで細かくお伝えしようと思います。

たくさんのぎっくり腰患者を診てきた現役整体師だからこそお伝えできる内容だと思うので、ぜひ最後までお読みください!

ぎっくり腰とは?

まずぎっくり腰とういうのは、くしゃみをした時や体を急に起こしたとき、中腰で重いものを持ったりした時に腰部に激痛がはしる症状のことです。

筋肉が硬直していることが原因で発症することが多いので、疲れが溜まっていたり、普段体のケアをほとんどしない方ほど突然ぎっくり腰になってしまいます。

正式名称は「急性腰痛」といって、別名「魔女の一撃」とも呼ばれます。主な症状は以下の通りです。

(ぎっくり腰の症状)

  • 重度の場合は激痛で歩くのも困難
  • 腰に違和感を感じ始め、時間の経過と共に激痛となる
  • 咳やくしゃみをしただけでも痛みを感じる
  • 一度横になると寝返りも打てないほど痛い

(ぎっくり腰の主な原因)

  • 慢性疲労
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 体の歪み

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普段から姿勢が悪い

特にデスクワークの方に多いのですが、長時間同じ姿勢でいることで腰に大きな負担がかかります。実は立っている時よりも、座っている時のほうが腰への負担は2倍ぐらい大きいのです。

背筋を伸ばすなど姿勢を正して座っていればまだ良いのですが、足を組んでいたり、猫背の強い姿勢で座る習慣がある方は腰への負担が特に強くなるため、ぎっくり腰になりやすいのです。

30分に1度は体を軽く伸ばしてみるなどして、長時間の悪い姿勢を続けないようにしてみましょう!

体のケアをしていない

ご自宅でのストレッチや、休日の運動、整体やマッサージに定期的に通う習慣がない方はぎっくり腰になりやすい体質になっていきます。

これはぎっくり腰に限ることではありません。寝違えをしやすかったり、慢性的な肩こりにお悩みの方は普段のセルフケアが足りていないのかもしれません。

1日10分でも構わないので、動画を見ながらストレッチをしたり、ウォーキングをして体を動かしてみましょう。

慢性的に疲労が蓄積している

寝ても寝ても疲れが抜けない…。

なんだか毎日疲れを感じる…。

このような方は要注意!疲労が蓄積されていて、全身の筋肉が硬直してしまっています。ぎっくり腰は筋肉が固まっている時に、くしゃみをしたり無理な動きをすることで筋肉が損傷して激痛を引き起こしてしまいます。

しっかりとまとまった休む時間をつくる、もしくは月に1度でも良いので整体やマッサージに行くようにするとぎっくり腰予防になりますよ。

水分不足

筋肉は大きく分類すると「タンパク質」「水」で構成されています。
そのため、体内の水分量が減ってくると筋肉も硬直しやすくなります。普段あまり水分をとらないという方はぎっくり腰を引き起こしやすいため、1日最低でも1.5ℓは飲むようにしましょう!

ここで注意したいのが、お茶やコーヒーはよく飲んでいるという方。カフェイン入りの飲み物は利尿作用が強いため、逆に体内の水分量が減っていきます。できるだけ水かノンカフェイン飲料を飲むようにしてください。

カルシウム不足

実はカルシウムには筋肉の収縮のコントロール作用があります。
カルシウムが体内から減ってくると、筋肉が硬直しやすく「つりやすい状態」になっていくのです。スポーツ選手などは激しい練習や試合の前にカルシウムを摂取することが多いのです。

カルシウムは乳製品や魚介類に多く含まれているので、ぎっくり腰になりやすい方は日常的に摂取するようにすると体質改善できますよ。

甘いものが好き

甘いものとぎっくり腰も結びつかない方が多いかと思います。
腸内環境が悪くなると神経の働きで、周囲の組織が硬くなってくるのです。糖質の多い甘いものを大量に摂取してしまうと「腸内環境の悪化」を招き、腸の周囲にある腰の筋肉群を硬直させてしまいます。
甘いものがお好きな方は要注意です!

肩こりや腰痛を我慢している

ぎっくり腰患者さんのお話で多いのが、腰痛や肩こりを以前から感じていたけど痛みをごまかしながら生活をしていたということです。

一時的に痛みやコリを感じても、2~3日でおさまっていたから問題ないと判断して日常生活を送っている方はかなり多いはずです。

ですが、これは体が「危険信号を発している状態」なんです!
時間の経過とともに痛みやコリがおさまっているのは、筋肉が硬い状態が当たり前になって何も感じなくなっているだけなのです。

一度でも辛さを感じたら、その時点で時間をかけてセルフケアをするか、整体やマッサージに行ってケアをしてもらうことをお勧めします。

決して痛みを我慢しないようにしてください!

もしもぎっくり腰になってしまったら?

もしもぎっくり腰になってしまったらどうすればいいの?

安静にする?

整体にいくべき?

多くの方が迷われるところです。そこで、ぎっくり腰になってしまった場合の対処法について解説していきたいと思います。

動けないほどの痛みがある場合

ぎっくり腰になり、動くことも出来ないほどの痛みがある場合は、無理に体を動かさずに安静にしていましょう。ここで痛みを我慢して無理に体を動かしてしまうと、余計に痛みが増してしまったり、筋肉の炎症が強くなって痛みが治まるまでに時間がかかってしまいます。

痛みがひどく横になって休む際のポイント

  1. 横向きに寝て、体を丸めて膝を軽く曲げる。
  2. あおむけに寝て、膝の下に枕を入れる。

※どちらか楽な体勢で横になりましょう。

痛みがでている個所は筋肉に炎症が起こっており、熱感があるので冷タオルで冷やしたり、冷シップを貼って炎症を抑えましょう。温シップで温めたり、湯船につかって体を温めてしまうと逆効果になってしまうので必ず「患部を冷やす作業」を行います。

ご自宅での応急処置ができれば大抵の場合は、次の日には多少動けるようになるので、少し痛みが引いて動けるようになってから整体やマッサージを受けに行って硬直した筋肉を緩めてもらいましょう!

もしもご自身で判断がつかない場合は、近くのお店か通われているお店に直接電話をして、どうすれば良いか判断してもらいましょう。

痛みはあるが動くことはできる場合

急に痛みがでたけども動くことはできるようであれば、再発防止の為に体のケアをしに整体サロンやマッサージ店にいくようにしましょう。

ぎっくり腰はサロンでケアをしてもらわなくても、安静にしていれば1週間程度で痛みは引いてきます。ですが、一度ぎっくり腰を経験された方はお分かりかと思いますが、ケアをしないで元の日常生活に戻ってしまうと数か月後に再発…。なんてことも起こりえます。

そうならないためにも、しっかりと筋肉や体の歪みを整えてもらって再発防止に努めましょう!

痛みが起こった当日と翌日はお風呂などで体を温めてしまうと、逆効果になりますので軽くシャワーで流す程度にして、痛みがある程度おさまってから湯船につかって体を温めるようにしましょう。

ぎっくり腰の予防方法

ぎっくり腰は発症する前に予防することが何よりも大切!

痛めやすい人の特徴を理解したうえで、適切な予防方法を知っていればぎっくり腰に悩まされる心配はなくなります。

最後に、ぎっくり腰を予防するための、ご自宅でも出来る簡単なストレッチ方法をご紹介します!

腰のストレッチ①

腰、ストレッチ
  1. あお向けに寝て両膝を抱え、胸の方へ引き寄せる
    (両膝を抱えることが難しい場合は、片膝ずつでもかまいません)
  2. 伸びているなと感じたところで止めて20秒キープ
  3. 3セット行いましょう

腰ストレッチ②

腰ストレッチ
  1. 椅子に浅く腰掛け、両足を軽く開きます。
  2. 上半身を前方に曲げて両手で床を触り、20秒キープして元の姿勢に戻ります。
  3. 同様のストレッチを3セット行いましょう。

※両手で足首をつかんで、体を引くようにするとより効果的です。

股関節ストレッチ

股関節、ストレッチ
  1. 足を開いて、つま先をやや外側に向け膝の向きと揃え、手を内ももに添えます。
  2. イラストのように右の肩をカラダの前方に持ってくるように捻りながら、右手で右の内ももを外に向けて押します。
  3. 股関節が伸びているのを感じたら20秒キープさせましょう。
  4. 左も同様に行い、3セット行いましょう。

まとめ

いかがでしたか?
ぎっくり腰になりやすい方にはいくつかの特徴が存在します。自分も当てはまるなと感じたら、しっかりと対処するようにしてください。

今回の内容はぎっくり腰に限らず、慢性的な肩こりや頭痛といった症状にお悩みの方も対象です。ご自身でのケアは難しいと感じたらお近くの整体サロンやマッサージ、鍼灸やカイロプラクティックなどに相談してみてはいかがでしょうか?

どこに行けばいいか分からないという方は、お店に直接お電話して相談してみても良いかと思います。当サロンでも、ぎっくり腰はもちろん、その他の多くの症状に対応しておりますので、お電話だけでもいただければと思います!

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