こんにちは!
志木の完全個室整体サロン「からだメンテナンスfuan」の北見です。
突然ですが皆様
「電気をつけっぱなしにして寝ると太る」ということをご存じでしょうか?
日常的にやってしまっているな…。そう思われた方は要注意です!
今回はなぜ電気をつけて寝るだけで太ってしまうのか?その理由をお伝えしていきます。ぜひ最後までお読みください!
電気をつけたまま寝ると太る原因
睡眠の質が下がる
僕たちの身体は眠っている間に、その日1日の記憶の整理や脳や身体の老廃物を洗い流す作業が行われています。その際に多くのカロリーが消費されています。
睡眠の質が良ければ「250~300Kcal」消費されています。
これはウォーキング約90分、ジョギング約30分行った時と同等のカロリー消費になります。寝ているだけでこれだけカロリー消費されるのであれば嬉しい限りですよね?
ここでポイントになってくるのが
「脳の覚醒」です!
脳が覚醒したままでは睡眠が浅くなってしまい、必然的に睡眠の質は下がってしまいます。睡眠の質を高めるためには「脳を休息」させる必要があります。冒頭に挙げた「電気をつけっぱなし」にして眠ってしまうと脳が覚醒したままになってしまうので消費カロリーが少なくなってしまいます。特にダイエット中の方にとっては大きな損失です…。
その他にも、
- 寝る直前までテレビやスマホを見ている
- 入浴をしてすぐに寝る
これらの行動も脳を覚醒させてしまい、それらの積み重ねで結果的に肥満の原因になってしまうのです。
成長ホルモンの分泌が減る
睡眠中には、「成長ホルモン」というホルモンが分泌されています。成長ホルモンは、「脂肪分解」に関わっており、前述したような「睡眠の質」が低下してしまうと、成長ホルモンがあまり分泌されず、脂肪分解の妨げになってしまうのです。
体内時計のリズムが崩れる
とある調査で、睡眠中はテレビや電気をつけっぱなしにしてもらい、5年間の体重の変化の推移をみていったところ、就寝中に照明やテレビをつけっぱなしにしていた方では、睡眠中に部屋を暗くしている方に比べ、5年間で体重が5kg以上増えるリスクが17%高く、BMIが10以上増えるリスクが13%高まったそうです。
この体重増加の原因は、夜に照明にあたると睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌量が減り、夜に眠れなくなり、体内時計のリズムが乱れるためです。
体内時計のリズムが乱れると、食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌が高まり、食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌が低下して食欲が増加します。そのため食事での摂取量が増えて肥満リスクが高まるのです。
ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されるため
これは、睡眠中に「明るさを感じること」に対してストレスを感じて、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌されることで太りやすくなります。
よく「ストレス太り」なんて言いますよね?コルチゾールには「脂肪を貯め込む働き」があるため、
睡眠中の光のストレス→コルチゾール分泌→脂肪蓄積→太る
といった流れです。
ダイエットに効果的な睡眠方法について
身体に合った寝具を選ぶ
太りにくい体質にするためには「睡眠の質」を向上させることは重要で、そのための手段として寝具を、特に枕をご自身の身体にあわせたものを選ぶ必要があります。
枕がしっかりとフィットするか否かで、睡眠の質は格段に向上してきます。ポイントは「肩まで乗せられるような大きめの枕」です。
頭部しか支えられていない枕の場合、寝ているだけでも首や肩に大きな負担がかかります。その点、肩まで乗せられる大きめの枕だと、首や肩までしっかりと支えてくれるため、寝ている間の負担がなくなります。
寝起きに首や肩が固まっている感じが強い方などは特に、「肩まで乗せられる枕」を選ぶようにしてください。睡眠の質が高まりダイエット効果も得られます。
寝る時は電気を消す
今回ご紹介したデータをみても明らかなように、質の良い睡眠をとって肥満のリスクを減らすために、部屋の明かりやテレビを消して、スマホなども使用しないようにして、しっかりと部屋を暗くして眠ることが大切です。
寝る2時間前までに入浴を済ます
実は「入浴方法」を工夫するだけでも睡眠の質を上げて、ダイエット効果を得ることができます。
そのポイントは、「寝る2時間前までに入浴を済ます」ことです。
そもそも眠気を感じるメカニズムというのは「体温が下がる」ことで眠気を感じるようになっています。そのため、寝る2時間前までに入浴をすることで、一時的に体温が上がり、ベッドに入るころには体温が下がってきて寝付きを良くすることができるのです。
湯船は38℃のぬるま湯に15~20分くらい、ゆっくり浸かるようにしてください。
また、ぬるま湯は「副交感神経を優位にさせて」身体をリラックス状態にさせてくれます。質の良い睡眠のためのコンディションとしてはぴったりの状態になります。
これらのことを意識してください。寝るだけで痩せられるような体質にしていきましょう!
食べてすぐ寝ると太る?
小さいころに、「食べてすぐ寝ると豚になる」と言われたことはありませんか?
ようするに食べてすぐ寝ると太るということですが、実はこれにはしっかりとした根拠があり、太りやすくなるのは事実なんです!
その理由としては、「食べたものの消化にエネルギーが使われる」ことで、睡眠を妨げられ、睡眠の質が下がってしまうからです。
日中活動している時間よりも、寝ている時間のエネルギー消費量の方が少ないです。そのため、エネルギー消費がスムーズに行われず、脂肪の蓄積につながって太る可能性があるのです。
質の良い睡眠をとり、肥満のリスクを減らすためにも、就寝の2〜3時間前までに食事を済ませるようにしましょう!
ちなみに、翌日の仕事の関係で食べてすぐ寝なければいけない場合は、できるだけ「糖質」は避けて
- 野菜スープや味噌汁
- 大豆製品
などを選ぶのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まさか、電気をつけたまま寝ることでこれだけの悪影響があるのかと驚かれたかと思います。せっかく頑張ってダイエットをしても、「電気をつけっぱなしにする」というちょっとした行動だけですべてが無駄になってしまう可能性があります。
ダイエットをしながら「睡眠の質」も同時に高めることをしていけば、苦労も少なく減量させることができますので、「痩せ体質」をしっかりと作っていきましょう!
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